車のサビ取り方法!効果的なサビの落とし方とおすすめの除去剤を紹介

車のボディに小さな傷(サビ)を発見したことはありませんか?

「小さくて目立たないから」と気にせず放置していると、ボディの小さな傷からサビが発生し、徐々に広がって大きなサビになってしまうかもしれません!
そうならないために、サビを発見したらどうすれば良いのか、また発生した場所ごとのサビ取り手順や、サビ取りにおすすめのケミカルなどを紹介していきます。

車にサビができる原因

車は鉄でできているからサビる

車が錆びる原因① 車体は鉄でできている

車のボディにサビが発生する原因は、車本体が鉄でできていることが挙げられます。
ボディは何重もの塗装が施されているので、一見鉄のパーツは少ないように思うかもしれません。

基本的に車のボディは、下塗り・中塗り・上塗りの三工程で塗装がされており、鉄部分は塗装により保護がされています。
高級車の中には、7層もの塗装を塗り重ねられているものもあります。

塗装には、防錆効果や耐水・耐熱効果、耐衝撃効果を発揮する成分が含まれており、外部からの環境変化にボディが耐えられるように設計されています。
鉄でできたボディがこの塗装に守られていることによって、普段はサビが発生しないようになっているんですね。

車が錆びる原因② 日本の気候

次にサビが発生する原因は、日本の気候が挙げられます。日本は、高温多湿の気候であり、特に夏の時期は1年で最も湿気が高くなります。

サビが発生するメカニズムは、鉄が空気中の酸素と結合することにとって酸化し、「酸化鉄」となります。この酸化鉄がサビと呼ばれるものの正体です。更に、水分が鉄に触れると酸化が活発化するという特徴も持っています。

日本は、世界でも上位の高温多湿地域と言われています。夏場は70%以上の湿度になることが多く、カビやサビなどがとても発生しやすい環境と言えます。そのため日本では、湿気によって鉄の酸化が活発化しやすいため、結果的に鉄がサビやすい環境ということになってしまいます。

車にサビを作らないためにできること

こまめに傷を確認する

サビの発生原因

サビは、ほんの小さな傷からでも発生してしまうので、ボディに傷がないかこまめに確認することが重要です。日頃から洗車をすることで早期発見につながります。
傷を発見したらすぐに補修をするようにしましょう。

浅い小さな傷であれば、タッチペンでの補修も可能です。傷の穴を完全に埋めるようにして塗るようにしましょう。また、広い範囲の場合はスプレータイプの物でも行うことが可能です。

もしへこんでいたり大きめの傷だったりする場合は、パテを使用するなどをして補修することができますが、技術が必要なので板金塗装店で修理してもらうことも検討してください。

海の近くや雪の多い地域は注意

車のサビは海の近くや雪の多い地域で発生しやすくなります。

海は、塩分を含んだ潮風が常に吹いていますが、この潮風が鉄のサビを助長させてしまう原因の一つです。
塩分を含んだ潮風に当たると、塩化物イオンと結合して腐食し「塩化鉄」へと変化します。この腐食して塩化鉄になる現象も、サビと呼ばれています。更に海沿いは湿気もあるため、海沿いに住んでいる方の車や、マリンスポーツで頻繁に海に行くという方の車はサビやすい傾向にあります。

頻繁に海に行かなくても、海の前を車で通過しただけでも注意が必要です。波の高い日などに行くと顕著ですが、海の前を少し通っただけでも、フロントガラスに波しぶきが沢山付着することがあります。

ワイパーを使用するくらいフロントガラスに付着したら、ボディやボディ下部にも大量の塩分が付着しています。海の前を少し通っただけでもかなりの潮風に当たっていますので、サビの発生に注意をしましょう。

また、雪が多い地域では、凍結防止のために道路に融雪剤をまくことがあります。この融雪剤は、塩化ナトリウム・塩化カルシウム・塩化マグネシウムなどからできており、塩分が非常に多く含まれています。

そのため、融雪剤の上を走行した場合、車の足回りや下部に塩分が付着してしまいます。その結果、海の近くと同じように鉄が塩化鉄へと変化し、サビが発生しやすくなってしまいます。

雪国にお住まいの方や、スキー場に行くために雪の上を頻繁に走行するという方は、あらかじめ車の下部を塗装しておくことで、サビを防ぐことが可能です。車検や点検などの定期的なタイミングでお願いすれば、検査で車をリフトアップした際に同時に行ってくれますよ。

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車の下を洗浄

車のサビ取りはたったの2行程!

車のサビ取りは、2ステップで完了するのでDIYでも簡単にサビを落とすことができます。

ステップ① サビを落とす

軽いサビの場合は、サビ取りクリームや除去剤を使ってサビを落とします。
サビが進行していて、盛り上がってる場合はサンドペーパーで表面のサビを落としてから、サビ取りクリームで除去します。

ステップ② 塗装で傷を保護する

サビを落としたら、タッチペンなどで傷の部分を塗装しましょう。
せっかくサビを落としても、保護せずそのままにしておくと再び錆びてしまいます。

傷(サビ)が大きい場合はタッチペンではなくスプレータイプの塗料が便利です。

サンドペーパーで車のサビ取りをする方法

サンドペーパーでサビを除去する場合は番手が粗いものでサビを落とし、徐々に細かい番手を使用して面を整えていきましょう。

150番くらいの粗目と呼ばれるサンドペーパーから初め。ある程度サビが取れてきたら320番くらいの中目と呼ばれるサンドペーパーで擦ります。
サビがほとんど無くなってきたら600番くらいの細目で、最後に1000番くらいの極細目で面を平らで滑らかに整えると完璧です。

初めから1000番のサンドペーパーを使用しても、驚くほどサビは取れません。粗めから始めることがポイントです。

サンドペーパーでサビの除去作業が完了したら、サビ取りクリームを使います。
サビが小さい場合は、サンドペーパーを使う必要はありません。

サンドペーパーを直接手で持って作業をすると、1点だけに力が加わってしまい、その部分だけ異様に擦れてしまうということがあります。擦れ方が均等でないと、綺麗な面にはなりません。

手で覆うことができるくらいの大きさのスポンジを用意して、そのスポンジにサンドペーパーを巻き付けて擦りましょう。そうすることで、面に対して均等な力で擦ることができ、滑らかな面に仕上げることができます。

サビ取りクリームの使い方

サビ取りのためのアイテムは、カー用品店やホームセンターで様々な種類のものが売られています。
サビの大きさや程度によって使うアイテムを選びましょう。

おすすめのサビ取りアイテムは次の項で紹介しているので参考にしてくださいね。

使い方は、購入した商品に書かれている説明書に記載されていますが、ほとんどの場合サビに直接塗って5分〜10分程度放置し、乾いた布で拭き取ります。

おすすめのサビ取りアイテム

99工房 サビ塗りクリーム

車のサビ取りにおすすめのアイテムは、「99工房 サビ塗りクリーム」です。このアイテムは、難しい作業は一切なく、非常に簡単にサビを取れることが特徴です。

車のサビ部分にクリームを塗り、布で厚めに塗り広げます。その後、5分から10分程待ちます。そして、時間が経過したら布で拭き取れば、サビの除去が完了しています。

もし完全にサビの除去がされていなかったら、再度作業を行うことになります。その際は、クリームを塗って布で塗り広げたら、時間を多めにして20分程待ってみましょう。そうすると、完全にサビが除去されることがあります。

ホルツ サビチェンジャー

サビを除去する作業が面倒だという方は「ホルツ サビチェンジャー」がおすすめです。このアイテムは、ただ塗るだけでサビ止めの効果を発揮します。

「ホルツ サビチェンジャー」は車のサビを除去するのではなく、サビはそのままの状態で、そこからサビが広がることを防止するアイテムとなります。
サビに直接塗るだけで、サビの上に黒い被膜ができあがります。この黒い被膜が、サビが今以上に増大することを防いでくれます。

使い方とは、サビの油や汚れなどをしっかりと落とし、付属のカップに液を入れ、刷毛を使用してサビの上から塗っていきます。この際、誤って塗装面に付かない様に注意が必要です。塗装面に付くと取れなくなってしまうため、あらかじめマスキングを行って、他の場所に液体が付かない様にしましょう。

液体をサビの上に塗ってから、表面が乾燥するまでに約1時間掛かり、全てが完全に乾燥するまで8時間程は掛かります。塗る作業を行ったら、なるべく車を動かさない方が良いでしょう。

また、「ホルツ サビチェンジャー」をサビの無いボディに塗っても、その部分のサビ止め防止効果は発揮されません。あくまでも、既にあるサビの上から塗ることで、そのサビが膜となってこれ以上のサビを防ぐというアイテムです。

塗装を行う場合は、サビ止めの黒い被膜の上に、そのまま塗装を行うことが可能です。サビ取り作業は、サビが大きい場合は時間が掛かってしまうことがあります。
このサビ防止剤を使用することで、塗装前のサビ取り作業を飛ばして塗装作業を行うことができ、非常に短時間で作業を終わらせることが可能となります。

しかし、塗装を行わない場合、このアイテムを塗ったサビの部分は黒くなりますので、あまり目立つ様な箇所には使用できない可能性があります。

広い面積のサビ取りをする方法

広い面のサビを落とす場合

車に付いた広範囲のサビを除去するには、筆や刷毛で塗るタイプの除去剤がおすすめです。扱いやすい筆を使用することによって、広範囲にサビ除去剤をスムーズに塗ることができます。

サビ除去剤を付けた筆を車のサビ部分全てに塗っていきます。この際、除去剤はたっぷりと塗る様にしましょう。薄いと効果が弱くなってしまいます。全てのサビに満遍なく塗ったら、5分から10分程度乾燥させます。時間が経過したら、乾いた布などでよく拭き取れば除去完了です。

もし、完全に除去されていない様だったら、最初から繰り返し作業を行いましょう。サビの除去が終わったら、サビ止め剤を塗るか、下地を整えて塗装をすれば完了です。

そして、筆タイプの除去剤は、広範囲にスムーズに塗れるだけでなく、細かい部分のサビを除去する際にも非常に役立ちます。

液だれしやすい箇所のサビ取りをする方法

液だれしにくい錆止め

液だれしやすい箇所のサビ取りには、粘着力の高いペーストタイプのサビ除去剤を使用しましょう。筆タイプの除去剤だと、垂直部分のサビに付けても液だれが発生し、サビ取りに十分な効果を発揮できません。

車の垂直な部分でサビが発生しやすい箇所は、ドアエッジです。ドアエッジとは、ドアの一番外側のラインを指します。ドアを開けた際に、隣の車や建物などに一番ぶつかりやすい箇所で小さな傷ができやすい箇所です。

特に、縁石や岩などの硬いものに当ててしまった場合、ドアエッジに傷が発生します。非常に目立たない部分の傷のため、放置してしまうと、ここからもサビが発生してしまいます。

サビが浸透している場合は専門家に

サビが進行してボディに穴が開いてる場合などは、DIYで補修するのは諦めましょう。お金と労力、時間の無駄になることがほとんどです。
そんな時は板金塗装店に依頼をします。

サビを除去するだけでなく開いてしまった穴を塞ぎ、綺麗に塗装してくれます。

DIYで修繕不能になる前に対処することが重要です。

車のサビは早めの対処がポイント

車のサビは、小さな傷からあっという間に広がってしまいます。

そのため、日頃からボディをこまめにチェックし、もし傷を見つけたらすぐに対処することで防ぐことができます。
洗車は、車の汚れを落とすだけでなく傷のチェックにもなるため、適度に行うといいでしょう。

サビが発生する前の傷であれば、サビ取り除去剤を使わずタッチペンだけで対処できますよ。

Speciale MAGには車のメンテナンスに関する情報が他にもあります。ぜひ参考にしてくださいね。

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