車には雨が原因の染みもある!洗車で落ちない場合の対処法と予防法

車に白いウロコのような汚れがついている!
いつもどおりの洗車をしても落ちなかったとしたら、その汚れの正体はズバリ「雨染み」です。

雨染みとは、その名のとおり「雨が原因でできてしまう汚れの染み」です。
雨で染みなんてできるの?なんて呑気に構えていたらダメですよ!車のボディが雨に濡れたままで放置すると、はじめはただの汚れだったものが簡単には落とせない「雨染み」になってしまうんです。

単に見栄えが悪くなるだけではなく、ひどくなると塗装面にまで影響を及ぼしてしまう恐れがあります。それゆえにこの厄介な雨染みは、カーユーザーならばしっかりと対策方法を知っておいてほしいもののひとつといえます。

そこで今回は、雨染みができてしまう理由や雨染みを落とす方法、予防するための効果的な対策について徹底解説します。
雨染みについて正しく理解して、愛車をいつまでも綺麗に保ちましょう!

目次

雨に含まれる物質が染みの原因に!

車の水垢の原因

多くのカーユーザーを悩ませる雨染みとは、一体どのようにできてしまうのでしょうか?
まずは雨染みの正体について、徹底的に解説します!

雨には車にとって有害な物質が含まれている!

車のボディにできる、白いウロコのような染みや黒い汚れ。その正体は、雨に含まれている様々な不純物が変化したものです。
一見ただの透明な水にしか見えない雨ですが、地上に降り注ぐまでの間に大気中で飛散しているあらゆる汚れを取り込んでいます。

具体的には、黄砂・PM2.5などに代表される細かな塵や砂ほこり、それ以外の科学有害物質、そして水自体が持っているミネラル成分などです。さらに近年は大気汚染が深刻でもあり、雨が酸性雨化していますので、車への影響は決していいとはいえないのが現状です。

これらの物質が大気中で雨に取り込まれ、汚れた雨となって降り注ぎ車のボディにも付着するというわけです。

雨の中の物質が車に付着し、乾燥したものが雨染みの正体!

この有害な物質を多量に含んだ雨が車の上に降り注ぐと、どうなるでしょうか?
雨粒となって車のボディに付着し、当然ながらこの有害物質も同時に車体表面につきます。

白いウロコ状の染みは、雨や水に含まれている不純物やミネラル分がボディについたまま乾燥し、水分が蒸発したあとにできるものです。「イオンデポジット」と呼ばれるもので、イオン結合によって結晶化した堆積物のことを指します。

雨が原因でできる汚れは他にも「水垢」という種類の汚れがあります。
これは車体についた油分を含んだ汚れや粉塵などが、雨で流れたあとに乾燥してできてしまう黒いスジ状の汚れです。
特にサイドミラーの下部やパーツの継ぎ目や隙間など、水が入り込んで流れるような場所で発生しやすい汚れで、油分がベースとなっているので水をはじき、粘着質なのが特徴です。

これらの「雨が原因となってできる汚れ」に共通しているのは、雨が降ったあとにそのまま放置した結果、ボディについた水分が蒸発し、乾燥してできあがってしまうものということです。

いずれにしても除去をせず放置すると固着化し、通常の洗車では落とすことができなくなります。

車に付着した雨染みの特徴

ミネラル取り洗車とは

どんな車にでも付着してしまう雨染みですが、どのような特徴があるのでしょうか?
それは車の特徴によっても変わってきます。

黒や紺などの濃い色の塗装は目立ちやすい

単純に雨染みといっても、車によって目立ち方は違います。最も目立って気になるのは、ボディカラーが黒や紺色など、濃色系の塗装を施した車といえるでしょう。

雨染みは白いウロコのような状態の染みとなって現れるものなので、ホワイト系の白っぽいカラーリングの車よりはダークカラーの車の方が、どうしても目立ってしまいます。
雨染みはボンネットやルーフなど、水平に近く水滴がのったまま残りやすい部分にできるので、面積も広くとても目立ちます。

一方、黒っぽい水垢汚れについては逆に淡色系の車体で目立ちます。
こちらは垂直方向に雨が流れたあとにできるので、車体のサイドや下方あたりにできやすいものです。

シャンプーしても落ちにくい

雨が降ったあとにできやすい雨染みですが、通常のカーシャンプーでは落としにくいのが特徴です。雨が降ってから時間をおかずに洗車すれば、雨の汚れは固着していないので通常の洗車でも比較的簡単に洗い流せるのですが、長期間放置してしまったあとだと厄介です。

すでに雨染みとして表面にこびりついている可能性が高く、そうなってしまうとシャンプー洗車だけでは簡単には落とせないことになります。
ノーマルなカーシャンプーの成分で落とせるのは、あくまでも一般的な汚れまで。
固着化し、結晶となって染みついたミネラル分などを落とすことまではできません。

雨染みは塗装より固いので、こすると傷つく恐れあり!

そしてもう一つの問題点が「雨染みは車の塗装より固い成分で構成されている」という点です。雨染みは不純物が結晶化したものなので大変固く、こすり落とそうとすると擦過傷ができてしまう恐れがあります。

雨染みを発見して慌てて無理にこするなど、対処の仕方を間違えると大事な愛車のボディに傷をつけてしまうこともあるので、気をつけてくださいね。もし雨染みができてしまったら、専用の洗浄剤で適切に対処をするのが正解です。

雨染みを放置した場合のリスク!

雨染みはウォータースポットになる可能性がある雨染みができたままで放置してしまうと、どのような影響があるのでしょうか?
実は見過ごすわけにはいかない大変なリスクがあるんです!ここで詳しく解説しますね。

雨染みをそのままにすると、同じ場所に汚れが蓄積する

まず厄介な問題なのが、雨染みができたままで除去をせず放置してしまうと、同じ場所にまた汚れが蓄積してしまうということです。

雨染みは平坦ではなく、実はうっすらとデコボコした表面をしています。ミネラルや不純物の結晶がザラザラとした状態を作り、これが引っかかりとなってさらに結晶の面積を広げたり、新たな汚れや不純物をキャッチしてしまうのです。

雨染みがない車と雨染みがある車では、その後の汚れのつく早さも違ってきます。
雨染みがある車は、ただ屋外で駐車しているだけでも上からどんどん汚れが付着してゆくので、ますます汚れの程度がひどくなります。

層になって積み重なった汚れや雨染みをすべて自力で落とすのは、かなり手間のかかる作業です。このような負のスパイラル状態になる前に、適切なケアをするのが非常に重要といえますね。

雨染みが大きくなると「ウォータースポット」現象が起こることも

また、雨染みがクレーター状になると「ウォータースポット」という現象を引き起こすこともあります。これは直射日光の激しい真夏の日中に起こりやすい現象です。

車体についた水分がレンズの役割を果たし、太陽光を集めた結果、高熱が発生して起こるものです。急速に水分が蒸発し、同時に有害物質が高熱で塗装面に焼き付いてしまいます。初期の雨染みとは比べものにならないくらい強力な染みで、高熱で焼きついている分、塗装面への悪影響もあります。

特に真夏の炎天下だと、白い車なら60度前後、黒い車ならばなんと80度以上にまでボディ表面の温度は上昇しますので特に発生しやすく、注意が必要です。
ウォータースポットと同様、水垢も高熱にさられるとボディに焼き付いたり酸化して塗装面に侵食してしまいます。

こうなってしまうと、自分でのメンテナンスは難しくなります。専門の業者に除去を依頼するということになりますが、そうなる前に適切な手入れをこまめに行うのが大事です。

洗車で雨染みを予防する

洗車後はしっかりと水分を拭きとる

これまで解説してきたように、放置するとコワ〜い雨染み。どうすれば予防できるのでしょうか?洗車で予防する方法がありますので、詳しく説明しますね。

雨を拭き取るだけでは傷がついてしまう!

ついうっかりやってしまいそうなことですが、雨が降ったあとの車体についた雨粒を布でふき取るのはおすすめできません。
雨の中には鉄粉や有害物質が含まれているので、実はかなり汚れています。雨をダイレクトに拭き取ってしまうと、微細とはいえ細かな塊であるそれらの物質を布でボディに押し付けてこすってしまうことになります。

正しい対処方法は、雨が降ったあとにきちんと洗車をして、水分を拭き取ること。ボディに残った雨粒を水でしっかり洗い流すことによって、同時に不純物の残留を防ぎます。

専用洗浄剤を使って手洗い洗車しよう!

雨染み予防を目的として洗車をするならば、水をかけるだけの簡易的な洗車ではなく、専用の洗浄剤を使っての手洗い洗車をしましょう。
専用の洗浄剤は車につく汚れや不純物をしっかり洗い流すために開発されているものなので、洗浄効果も抜群です。日頃の洗車の延長線上でできる作業なので、これなら大きな手間もかからないのではないでしょうか。

もし手元に専用の洗浄剤がなくて、かつ急いで洗車を行いたい場合は、食器用中性洗剤で代用する方法もあります。中性洗剤を水で100倍以上に薄めて、十分に泡立ててからスポンジで優しく洗います。

ただしこれはあくまでも代用の方法です。台所用洗剤は車専用の洗浄剤に比べて泡切れが悪く、洗剤成分が残りやすいのでおすすめとはいえません。
もし使用する場合は、最後にしっかりと水で流しきるよう注意してくださいね。

洗車後の水分はしっかり拭き取る

専用の洗浄剤を使っての洗車が終わったら、そのまま放置せずしっかりと手早く水分を拭き取りましょう。
洗車で使う水道水にもカルシウムなどのミネラル分や塩素が含まれており、これらの成分はイオンデポジットの原因になります。ボディに水滴が残ったままで乾燥してしまうと、そこからまた水の染みができてしまいます。

車体の拭き上げには、吸水性の良いマイクロファイバーのクロスが適しています。超極細繊維でできているので大変柔らかく、車体を傷つける心配もなく水分を拭くことができます。大きいものなら1枚でも拭き上げはできますが、仕上げの乾拭き用にもう一枚あると便利ですよ。

車体についてしまう「水による汚れや染み」を防ぐためには、とにかく車体に水分が残ったままで放置しないことが最も大切です。洗車後の拭き上げまで気を抜かず行いましょう。

車を雨に当てないようにする

雨染み予防(車に雨を当てない)

雨染み予防には手洗い洗車が効果的とは分かったけれど、そんなに洗車をしている時間はないし、手間がかかってしまう・・・という人も多いですよね。

そんな場合、最も確実に雨染みを防ぐ方法はやはり「車を雨に当てないこと」です。
雨染みは雨が車体に留まってしまうのが原因で起こるので、その雨自体を防ぐことができれば一番なのですが、どんな環境で車を保管するのがいいのでしょうか?

屋根付きの駐車場に入れる

一番確実に雨を防ぐことができて、かつ手間もかからないのは、屋根付きの駐車場に常時車を停めるようにすることです。自宅敷地内に駐車スペースがある場合、シャッター付きのガレージやカーポートが設置された駐車場なら完璧ですね。

マンションならば住民専用駐車場が地下ということもあります。しかしここまで万全のスペースを自前で用意するのは困難であることも多いですよね。

自宅での保管時には屋根付きの環境は無理だったとしても、出先ではなるべく屋根付きの駐車スペースや建物の中に駐車エリアが設置されているような場所を選んで駐車するというのも手です。

車にカバーをつけて雨を防ぐ

屋根付きの駐車場に停めるような環境は用意できないという場合は、車にカバーをかけるという方法もあります。これなら雨だけではなく、埃や鉄粉までもしっかりガードすることができます。

特に鉄工所をはじめとした工場地帯や幹線道路の近く、線路沿いなどに車を停めざるを得ない場合にも、飛散してくる有害物質の付着を防げるので便利です。

コンパクトにたたんで車に積んでおけば、いつでもどこでもサッと取り出してすぐにカバーをかけることができるというポータブル性もいいですね。

遮光・遮熱効果も期待できるので、塗装面の劣化を防止するという利点もあり、夏場の炎天下に長時間駐車しなければいけない場合などにも便利なアイテムです。

水切れのよいコーティング剤を使用する

コーティングで雨染み予防

先ほど挙げたように、雨自体を防いで車体に当たらないようにするのが一番の雨染み予防方法ではあります。
しかし、「屋根付きの駐車場もないし、常にカバーをかけ続けるのも実際には現実的ではない」という人が大多数なのではないかと思います。

そうなると、水切れのよいコーティング剤を塗布しておくことがおすすめです。
コーティング被膜が水切れを良くし、雨が車体に留まるのを防いで雨染みを予防します。選ぶ際のポイントを説明しますね。

水切れを重視したタイプのコーティング剤を使おう!

水でできてしまう染みを予防するためには、水切れを重視した仕様のコーティング剤をまずは選ぶようにしましょう。

コーティング剤の水をはじく性質にも色々あります。撥水性・親水性・疎水性などですが、イオンデポジットやウォータースポットを防ぐには親水性が向いています。
親水性は水をそのまま流してくれる性質があります。撥水性は水玉ができやすいのが特徴です。疎水性はコーティングに水がかかるたびに表層ごと流してくれる性質があるので、水垢の防止にも有効です。

洗車後の濡れた状態でスプレーするだけなので簡単!

洗車後にセルフでコーティング施工をする場合は、スプレータイプのコーティング剤が簡単で便利ですよ。洗車後の濡れた状態のボディにスプレーするだけなので、難しいテクニックも必要なく、誰にでも手軽に、スピーディーに施工ができます。

コーティング剤の塗布が初めてのビギナーさんや、セルフでのメンテナンス作業に自信がない人でも安心して使うことができるのも嬉しいですね。
スプレータイプでおすすめのコーティング剤をこのあとご紹介しますので、ぜひ参考になさってくださいね!

車の雨染みを除去する方法

鉄粉除去スプレー

ここからは「できてしまった車の雨染みを除去する方法」について解説したいと思います。
もし愛車のボディに雨染みを発見してしまったとき、どのように対処して除去をするのが正解なのでしょうか?ここで詳しくご説明しますので、ぜひご一読くださいね!

雨染みは塗装より固い!こすらず洗浄剤を使おう

驚いたことに、雨染みというのはボディの塗装より硬度があります。その理由は、雨染みを構成している成分がミネラルなどを含んだ結晶でできているからです。

水滴が蒸発したときにこの成分が固く結晶化しながら塗装面にこびりつくので、なかなかの強度があります。そしてこの結晶は塗装面よりも固いので、もし強引にこすり落とそうとしようものならあっという間に塗装やコーティング皮膜が傷ついて無残な姿に・・・ということになります。

このような事態を避けるためには、無理にこすったりせず専用の洗浄剤を使うのがベストな除去方法です。
洗浄剤の中には雨染みの成分を分解して引き剥がす効果があり、塗装面を傷めることなく優しく雨染みを取り去ることができます。

重度の雨染みは数回に分けて除去を!

ついたばかりで日の浅い雨染みなら、一回の洗浄剤使用でかなり改善されるのですが、それでもしつこく残り続ける染みも中にはあります。

そんな重度の雨染みがある場合は、無理に一度で取りきろうとせず数回に分けて徐々に取りましょう。こうすることでコーティング皮膜も痛めずに雨染みが除去できます。
車の塗装面は想像以上にデリケートなので、絶対に無理は厳禁です!

車の雨染みを取るポイント

ここでは、車の雨染みを取るポイントについて解説します。
正しい対処の仕方や適切なタイミングを知っておくことで、雨染みを未然に防ぐことが可能になります。

雨上がりにはなるべく時間をおかずに洗車を!

まずは何よりも一番のポイントはこちら。雨上がりには、なるべく時間をおかずに洗車をすること!雨水が車体についたら、何日もほったらかしにしないで洗車でしっかり洗い流すことが大切です。

時間が経てばたつほど、ボディについた雨の汚れが乾燥して結晶化し、雨染みへと変化してしまいます。一度固着してしまうと、通常のシャンプー洗車では容易に落とせなくなりますので、要注意です。

雨が降るたびに洗車をするのは結構な手間ですし、梅雨の時期などは特に大変ではありますが、ついてしまって後悔する前に、適度なお手入れで雨染み対策をするようにしたいものです。

雨染みの程度を確認して対処しよう

なるべく洗車での適切なお手入れをしていても、雨染みができてしまうことはあります。
できてしまったらまずはその雨染みの程度を確認しましょう。

軽度の雨染みならば通常の洗浄剤を使って自分で落とすことも可能です。洗車の際に雨染み除去の工程をプラスして、まずはそれで様子を見てみましょう。

それでも落ちなかった場合は専用のクリーナーがるので、用途に合わせて使いましょう。それぞれ成分が異なり、イオンデポジット用は強力な酸が、水垢用は石油形溶剤が成分として含まれています。

さらにそれでも落ちなかったなら、コンパウンドと呼ばれる研磨剤で薄く削り取る必要が出てきます。使うならまずは超微粒子タイプのものから試すようにしましょう。目が粗くなればなるほど、塗装面やコーティングも一緒に削り落としてしまいます。

コンパウンドが配合されている洗浄剤もありますが、研磨剤は塗装面にダメージを与えるので注意が必要です。
そして業者施工のコーティングをしている車の場合は、必ず保証内容を確認してから使用を検討してください。専用のメンテナンスキットがあればそれを使いましょう。
規定以外の方法でメンテナンスをすると保証が無効になる場合があるので、要注意です!

セルフでの対処を試みて、それでも落としきれない雨染みが残っていた場合は、専門の業者に依頼するかどうかを検討してみてはいかがでしょうか。
機械を使って磨いてもらうなどの対処をしてもらえますが、作業の内容によっては塗装の塗り直しなどが必要になり、高額の費用が発生することもあります。

車に雨染みができないように対処しよう!コーティングで予防

スプーれタイプのコーティング剤

車の雨染みを取るポイントについて説明しましたが、毎回雨が降るたびに洗車するのは手間がかかって大変ですよね。業者に依頼するのもコストがかかるし、そんな時間も確保できない場合だって多いかと思います。

そうなると、やはりコーティングをかけることが効果的な雨染み対策といえます。
多少の雨ならしっかり弾いてくれるし、雨が降るたびに車の心配をしなくてもよくなるのがありがたい。コーティングをする場合はどうしたらいいのか、こちらで説明しますね。

自分でできるコーティング剤もある

コーティングと聞くと、自力で行うにはハードルが高いのではと二の足を踏んでしまう人もいるかと思いますが、実はそんなことはないですよ。

手軽にスプレーするだけの簡単なコーティング剤があります。初めて自分で施工する人でも失敗なくできるので、とてもおすすめです。
当然ながら業者に依頼するよりは費用もかからないので、それもメリットですね。

また、どんなに高額のコーティングを業者に施工してもらったとしても、雨染みや水垢は完全には防げません。それを考慮すると、自分でシャンプー洗車や専用の洗浄剤でのお手入れをしたあとに手軽にスプレーでコーティングしてしまう、というのも賢い選択かと思います。

車をこれからどの程度の年数使うのか、どんな状況下で保管しているかなどを含め、費用との兼ね合いも考慮してコーティングを自分でするのか業者に頼むのかを検討するといいかと思います。

コーティングはワックスよりも長持ち

コーティングはワックスより長持ちするという点でも大変優れています。

コーティング剤はその名のとおり、ボディの塗装面をピッタリとおおって保護してくれます。施工後に完全に乾けば美しい皮膜を構築して、滑らかな仕上がりとなります。
以前はコーティングといえばポリマー系やフッ素系が人気を誇っていましたが、現在ではガラスコーティングタイプが主流となっています。

ガラスコーティングの特徴としては、ガラス成分を含んでいるので、塗布後に完全硬化すると堅牢なガラス質に変化することです。
ポリマー系などと比べても頑丈で化学変化が起こりにくく、汚れも落としやすいのが嬉しいポイント。長く効果が持続するので、より車を綺麗に保ちやすいのがメリットです。

より長持ちさせたいなら業者に施工を依頼する

セルフでの施工も可能なコーティングですが、より長持ちさせて確実に雨染みを予防したい!という人は、専門のプロ業者での施工がいいでしょう。
種類にもよりますがプロの施工ならおおよそ1〜3年ほど持ちます。セルフ施工より長持ちで頑丈なのが特徴です。

種類も色々あり、より汚れをつきにくくするものや水はじきの効果が高いものとなると、費用も高くなります。価格は安いものなら1万円後半、高額なものなら10万円ほどが相場です。

作業自体は費用をかける分だけ徹底して丁寧に仕上げてくれます。外気が入らないよう密閉された作業スペースで、半日から2日程度をかけて施工します。
乾燥させるときも埃や汚れの付着を防ぐために赤外線を使用するなど、プロならではの技術を駆使して行うので仕上がりの完成度は格段に高いです。

もし自分でのコーティングに自信がない人や、どのコーティング剤を選べばいいのか分からないという人は、プロの業者に依頼するのが安心です。

業者に依頼した方がよい車の雨染み

車のボディを正しく磨く方法

雨染みは軽度のものはセルフでの対処もできますが、業者に依頼した方がよい場合もあります。どのような雨染みは業者に除去作業をお願いした方がよいのでしょうか?

放置して固まってしまい、洗浄でも落ちない雨染み

業者に依頼して取ってもらった方がいい雨染みとは、放置してしまって固まった雨染みです。特に通常のシャンプー洗車や市販の洗浄剤でも落ちず、しつこく残り続けているようなタイプの雨染みは業者にお任せした方が無難です。

無理に自力で取ろうとすると塗装面に傷をつけ、かえって車体にダメージを与えてしまうこともあります。このような場合は、無理に自分で対処せず専門の業者にお任せするのが良いかと思います。

業者に研磨して取ってもらう必要がある

ボディにこびりついたしつこい雨染みは洗浄剤でも落ちないので、研磨剤で削る必要があります。自分で市販のコンパウンド剤を購入して行うことも可能なのですが、初めてで慣れない人が行うと想像以上に塗装面を傷つけて思わぬダメージの元になる恐れがあります。

また、コンパウンドで落ちなかった場合にはサンドペーパーなどのヤスリや機械で削らざるを得なくなります。こうなってしまうと素人の手には負えない作業となりますので、プロの手に委ねた方が安全です。

業者によるコーティングのメリット

水はじきもよくして、車を綺麗に維持するためには欠かせないコーティングですが、自分で施工するか業者に依頼するか迷っている人もいるのではないでしょうか。
業者に依頼する場合のメリットやポイントについて解説します。

業者に依頼するときは保証期間などを確認する

業者にコーティングを依頼する場合のメリットとしては、保証期間が設けられていることが挙げられます。自前のコーティングの場合、もちろん保証などはないので、これが専門業者に依頼する利点です。

ただし保証を受けるためには期間やメンテナンスの条件などが設定されているので、事前に確認をしておきましょう。もし条件の適用外となる研磨剤使用などを自己判断で行った場合、保証の対象外となるので注意が必要です。

施工を検討しているコーティングが自分の車に合っているのかどうか不安な場合は、まずは車を買ったディーラーや店舗に相談をしてみるようにしましょう。それから費用面も含め自分の希望と合った業者に依頼をすると安心ですよ。

専門店で施工してもらう方がダメージは少ない

専門家による施工のメリットといえば、車体へのダメージが比較的少ないことも挙げられます。自分での施工の場合、コーティング前の水染み落としや水垢除去などの下処理がうまくできないこともありますから、それを考えると専門店での施工の方が車体へのダメージは少なく済みます。

メンメンテナンス専用の屋内作業場で丁寧に施工してくれるのも嬉しいですね。もちろん失敗もなく、手慣れたプロの手で完璧な仕上がりにしてもらえます。

業者に雨染みを除去してもらう場合の注意点

自力では難しいレベルの雨染み除去については、業者に依頼するのが安心です。
ここでは業者への雨染み除去を依頼するときの注意点について解説します。

塗装をやり直すことがあり、高額になる場合がある

丁寧に施工メンテナンスしてくれるがゆえなのですが、業者に雨染みを依頼した場合は雨染みの除去だけではなく、塗装自体の塗り直しが必要とされる場合があります。

業者に依頼するほどの頑固な雨染みならば、すでに塗装面に侵食が進んでいて除去するには研磨剤などを使用した除去作業が必要なことが多く、そうなるとどうしてもコーティング面や塗装が削れるなどの影響が出てしまいます。
最悪な場合は塗装面を一度すべて剥がして、イチから塗装をやり直さないといけなくなります。

雨染み除去のみならず塗装、そしてコーティングまで追加で施工となれば、数10万円単位の費用は覚悟しないといけませんから、手痛い出費が発生することに!

古い車であれば、残りの使用年数を考慮しよう

このように業者にメンテナンスを依頼すると、自分で手入れをするときよりも費用がかさむのは仕方がないことです。その点についてはカーオーナーさんであれば承知の上かと思います。

もし古い車の場合は、業者に依頼してかかる費用と残りの使用年数を比較して、メリットがあるかどうかを判断してから依頼するのが賢明かと思います。

たとえ年季の入った車でも、長く大事に乗りついでいきたいのであれば専門業者で満足のゆくメンテナンスを受けた方がいいですし、遠からず手放すつもりであるのならば、それに見合った予算で手入れをするように計画を立てましょう。

雨染みが取れない場合は専門業者に!

どうしても取れない雨染みができてしまったら、残念ながらもう素人の手には負えないので、専門の業者に依頼するしかありません。費用はかかりますが、プロのテクニックでしっかりと雨染みを除去してもらえますよ。
その際、車体を磨く作業をしてもらうことになります。どんなものなのか解説をしますね。

専門業者にコンパウンドで磨いてもらう

通常のメンテナンスで対処できないほどの雨染みについては、プロの専門業者による磨き作業が必要になります。コンパウンドという研磨剤を用いて、染みがこびりついている部分を薄く削り取るというものです。

コンパウンド自体はカー用品店で購入できるので、雨染みを落とす研磨はDIYでも施工可能なのですが、コーティングや塗装面まで削ってしまう恐れのあるものなので、実際には専門的な技術を持ったプロでなければ難しい作業です。

専門業者であればダメージを最小限に抑えて施工してくれた上で確実に頑固な雨染みを除去してくれるので、どうしても取れない頑固な雨染みができてしまったらプロの専門店に相談をしましょう。

ある程度削られるのでリスクもある

しかしコンパウンドで磨く場合、ある程度は表面が削られてしまうので、どうしても塗装面が傷つくリスクがあり、本来はあまり積極的に行いたいものではありません。

すでにご説明したとおり、もう自分では対処しきれないような雨染みにまで発展してしまった場合にのみ行うものだと理解しておきましょう。
施工の際にコーティングの膜も削れて傷んでしまうので、コンパウンドやサンドペーパーでの処理方法については最後の手段として心得てくださいね。

コーティングの再施工が必要になる場合もある

施工してあるのとそうではないのでは、車の綺麗さが断然違うコーティングですが、いつまでも持続するものではありません。
時間の経過や、日頃の車の使用状況によってはコーティングの再施工が必要になる場合もあります。
では、コーティングの再施工が必要な場合とは、どのような状況なのでしょうか?

雨染みが除去できない場合

どうしても除去できない雨染みがある場合は、古いコーティングをすべて剥がして新たにコーティングを再施工する必要が出てくる場合があります。

通常のメンテナンスで対処できない雨染みについては、コンパウンドなどで研磨して除去するのですが、その際にコーティングのベースが剥がれてしまう可能性があるからです。
ベースが削れてムラになった状態のままで、その上から新たにコーティングするわけにはいかないので、そのような場合は一度綺麗に剥がし取る作業が必要になります。

再コーティングの場合は専門業者に!

もし古いコーティングを剥がして再施工をと考えている人は、専門業者に依頼をしましょう。古いコーティングを綺麗に剥がすのは素人が簡単にできるものではなく、熟練のプロによる作業が必須です。

古いコーティングを剥がしたあとの再コーティングも同様に、専門業者以外には難しい作業です。すべての工程を一括してお願いするのが安心かと思います。
どの程度の作業が必要かの見極めも必要なので、水染みが取れなくて困っている場合はまずはプロの専門店に問い合わせをして、相談をしてみてください。

おすすめの洗浄剤とコーティング剤!

専門の業者に雨染みの除去やコーティング施工の依頼がいつでもできればいいけれど、なかなかそうはいかないものですよね。
できれば自分でお手入れしたい!という人におすすめの洗浄剤とコーティング剤をご紹介したいと思います。

とっても手軽で便利なアイテムなので、ぜひチェックしてみてくださいね!

ミネラル系の汚れには『SPECIAL X-01』を!

イオンデポジット系の雨染み汚れに高い効果を発揮してくれるのが『SPECIAL X-01』です。
ボディだけではなく、ホイールやパネル境目の目地など細部の汚れ、鉄粉や地下水による黄ばみにも効果があり、瞬時に汚れを溶解してくれます。

デリケートな車のボディに負荷をかけることなく、コーティングや塗装面を一切傷つけることもなく的確に雨染みや不純物による汚れを落としてくれる、ありがたいアイテムです。
洗浄後は、水を流したときに水滴が自然にまとまり、ポロポロとこぼれ落ちるような新車同様のボディに!

おすすめのコーティング剤はSPECIALE X-Gloss

初心者でも簡単にDIYでき、仕上がり度の高いコーティング剤が『SPECIALE X-Gloss』です。
手間のかかるワックス仕様とは異なり、スプレー式なのでスピーディーに施工でき、なおかつ初心者でも失敗の心配が一切ありません!
この利便性、さすがプロのコーティング業者によって開発されたというだけあります。

SPECIALE X-Glossは、特に塗装面の保護に高い効果を発揮するコーティング剤なので、雨染み対策だけではなく水垢や鉄粉の対策にもバッチリの効果が期待できます。
これをしっかり塗布しておけば、普段のシャンプー洗車だけでもバッチリ愛車をピカピカに保つことができちゃいますよ!

表面のこすれにも強く、大切な愛車を汚れや細かな傷からしっかりガードしてくれます。
コーティング後はまるでシルクのような光沢が輝きを放ち、見違えるような美しさが実現します。

高性能で扱いやすいものを選ぼう!

この『SPECIALE X-Gloss』なら、スプレー式で誰でも手軽に施工できる利便性を備えつつも、高い光沢性・対スクラッチ性能・防汚性能を兼ね備えています。
ここまで全方位的にバランスの良いコーティング剤はそうそうあるものではありません。

ストレスフリーで施工できるうえに、驚くほど簡単に極上の仕上がりが実現するという、全てのカーユーザーにとって嬉しいアイテムです。
ほかではちょっとお目にかかれないような逸品ですので、ぜひ一度お試しされてはいかがでしょうか?

自分で車の雨染みを取ってスッキリ!

今回は雨染みができてしまう仕組みや除去の方法、ついてしまう前に未然に防ぐための正しい方法やポイントについて解説しましたが、いかがでしたか?

車を所有している人なら雨染みは避けて通れない問題でもあります。ガレージなどで完全に雨をしのげればいいのですが、そうはいかない場合が多いですし、対策をしていても完璧に防ぎきれるものではありません。車を使用するのであれば、少なからずできてしまうのが雨染みといえます。

そしてもしできてしまって、それが自分で落とし切れなかった場合は専門の業者に依頼して除去してもらわなくてはならず、状況によっては高額な費用が発生してしまうこともあります。
そうなる前に、普段から適切に洗車と雨染みの除去を行って、こまめにお手入れをするのが大切です。

上質なコーティングを塗布してあれば雨染みの心配も軽減できますし、今回おすすめした洗浄剤を使えば効果的に雨染みの対処ができますので、ぜひ一度試してみてくださいね。

愛車の雨染みをしっかり対処して、スッキリ綺麗なボディを長く保ちましょう!

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