車の室内を清掃しよう!誰でも簡単に車内をキレイにする方法

車は、雨の日も雪の日も私たちを守ってくれる、いつでも遠くに連れていってくれる、言わば「相棒」のように感じている方も多いのではないでしょうか。

そんな相棒といえる車は、毎日のように使用しているとゴミやホコリ、汚れがついてしまうのは当たり前のこと。

しかし、車の中となると家の掃除とは違い、どこを掃除してどんな道具で掃除すればいいのだろう?掃除をしてもキレイに掃除ができない。と悩んでいませんか?

そんなあなたの為に、身近にあるもので出来る車内の掃除の方法を詳しくご紹介していきたいと思います。
また、最後には嘔吐や飲みこぼしの時などのイレギュラーな車内の掃除方法も解説していきますので、是非ご覧ください。

目次

車の車内を掃除するために必要な道具

車内掃除の道具や便利グッズ

車内の清掃用具は何も、カー用品のものを買う必要はなく、100円ショップで揃えられるものもがほとんどです。お手頃にそろえていきましょう。

  • タオル
  • マイクロファイバータオル
  • コロコロ(なければガムテープ)
  • ゴミ袋
  • 中性洗剤
  • バケツ
  • 固めのブラシ
  • たわし
  • 綿棒
  • 掃除機(コードレス)

掃除機以外は、すぐに手に入りそうなものばかりですよね。
また、これは基本中の基本ですが、車内の掃除は天気のいい日に行うようにしましょう。

車内を掃除する順番

車内掃除の順番

車内の掃除は特に「こうしなければいけない。」という順番は存在しません。気になるとこをから始めてもかまいません。

しかし、掃除の基本としては、上から順番に掃除をしていく方法が最終的に、掃除した場所がキレイになります。その理由は、簡単なことですが、ほこりやゴミは下に落ちてしまうからです。

せっかく、マットを最初にキレイにしても、その後に掃除したシートのごみがマットに落ちてしまうことも。なので、車内のおすすめの掃除開始場所は天井からです。

  1. 天井
  2. パネルまわり
  3. 座席
  4. フロアマット

この順番で行うと、掃除の仕上がりがキレイです。是非ためしてみてくださいね。

車内の掃除方法

車内の掃除方法

そろえる道具と掃除する順番がわかったところで、次は、ひとつひとつ場所別での掃除の方法をみていきましょう。

天井

まず、車内の天井を見渡してみてください。天井なので汚れることはなさそうなのに、結構シミがついている場合があります。
更に、車内でタバコを吸っている方はそのシミが黄色く変色している場合もあります。

天井のシミの掃除方法は中性洗剤を10倍の水で薄めスプレー式のボトルに入れたものを使用します。汚れている個所に吹きかけ1分~2分ほど待ちましょう。

そうしたら、水で濡らして固く絞った雑巾で、優しく叩くように汚れた個所を拭きます。

また車内で喫煙している方は、ヤニが車内全体に付着しているので、固く絞ったタオルでシミが付いていない場所も拭き取ってください。

続いて窓の掃除をしていきましょう。
お子さんがいる家庭では、雨の日の窓へのらくがきや、お菓子を食べた手で窓を触るなどで汚れが付いている方も多いのではないでしょうか?

油汚れが付きやすい窓の掃除には天井と同じように洗剤を吹きかけ、絞ったタオルで拭きます。その後に、マイクロファイバーを使って拭き取りましょう。

マイクロファイバーで拭く時は、少し強めの力で拭き取るとキレイに拭けますよ。

また、窓拭き用のシートも売っているので、そちらを活用してみるのもおすすめです。
窓は、他の人からみて「この人は車を大切にしているな」ということが、一目でわかる部分です。しっかりと掃除をしていきましょう。

パネル周り

続いては意外とホコリがたまりやすいけど、掃除を忘れがちなパネル周りもしっかりと掃除をしていきましょう。

ダッシュボードなどもしっかりと固く絞ったタオル等で拭いてあげます。

特にエアコンの吹き出し口はホコリがたまりやすくなってしまいます。エアコンの吹き出し口には綿棒を使って掃除をするとキレイになりますよ。

また、ハンドルは食べ物を食べたら、そのままの手でハンドルを操作したりしている方も多いのではないでしょうか?手垢なども付着しているので、しっかりと拭き取ってあげましょう。

ハンドルは日ごろから、車内の清掃シートなどを常備して小まめに拭いてあげると、長くきれいな状態を保てます。

ドリンクホルダーも汚れやすい場所のひとつ。

知らない間にジュースがこぼれてしまっている場合もありカビやニオイの原因に。

しっかりと水拭きしてあげましょう。また少し取りにくい角の部分は綿棒を少し湿らせて拭き取ってあげるとキレイになります。

座席

一番汚れが目立つのが座席ですよね。

外からの砂ぼこりや、お子さんがいる家庭ですとお菓子の食べかすなどがたまりやすいのではないでしょうか。

座席の掃除には、コードレスのハンドクリーナーがおすすめです。シートの間は手が入りにくいですし、ゴミもとりにくいです。食べかすなどが、どんどん隙間に入ってしまい、それを放置していると悪臭の原因にもなります。

座席の隙間にしっかりと、掃除機の吸い込み口を入れ込みゴミを吸い取ってあげましょう。

また、座席のシートは静電気で手を使ってごみを払っても、なかなかキレイにとれません。髪の毛なども座席の背もたれについてしまうことが多いですよね。

そういう時は、コロコロやガムテープなどでほこりやゴミを取ってあげましょう。しっかり大きなゴミが取れたら、かたく絞ったタオルで座席側から足元側にゴミを下に落とすように丁寧に拭いてあげましょう。

チャイルドシート

お子様がいる家庭では必ずついているチャイルドシート。一見汚れていないように見えますが、チャイルドシートの下の部分には食べかすやゴミ、砂ぼこりなどが沢山入っています。

一度付けるとつけっぱなしになってしまいがちなチャイルドシートですが、しっかりと取り外し掃除してあげましょう。

もちろんチャイルドシート本体もホコリがたまっているので掃除機や固く絞ったタオルで掃除してあげてくださいね。

マット

フロアマットの掃除

最後にマットです。座席下は、本当にこれでもかというほど汚れているものです。

また座席の横も汚れがたまっているので、まずはゴミやホコリを手前に出してあげましょう。足元のマットを取った後、固いブラシを使い手前に出してあげます。ゴミが手間にきたら掃除機で吸ってあげるとキレイに掃除をすることができますよ。

フロアマットの洗い方

取ったフロアマットはまず、掃除機をかけてホコリやダニを取ってあげましょう。

次に、水でマットを洗い流してあげます。ここで細かい汚れを落としてあげましょう。

その後、中性洗剤と水を使い、固めのブラシやたわしなどでゴシゴシと洗いましょう。最後に水で洗い流してあげます。

フロアマットの水切り・乾燥

フロアマットを半渇きの状態で、車内に戻してしまうと湿気臭くなってしまいます。

まず、干す前に水切りは欠かせません。フロアマットは滑り止めのストッパーホールが付いています。それを利用して斜面などにおくと上手に水切りができます。

水がしっかり切れたあとは、日の当たる場所に置きしっかり乾かしましょう。

また臭い対策として、フロアマットを洗う際、最後に柔軟剤に付けて洗い流してあげると嫌なニオイをおさえることができます。

トランク

後ろのトランクもなかなか掃除をする機会がありませんよね。
後ろのトランクは全て物をのけて、掃除機でごみやほこりを吸い、固く絞ったタオルでキレイに拭いてあげましょう。

嘔吐で車内を汚してしまった時の掃除方法

車内で嘔吐してしまった場合の掃除方法

お子さんがいらっしゃる家庭では、車の中での嘔吐は「よくあること」と言う方も多いのではないでしょうか?

子供は吐きそうな時にうまく伝えられずいきなり嘔吐して車内を汚してしまう事があります。では、嘔吐で、車内が汚れてしまったときは一体どのように掃除をすればいいのでしょうか。見ていきましょう。

用意するもの

  • 新聞紙
  • 重曹
  • アルコール除菌スプレー
  • ゴミ袋
  • お湯
  • バケツ

嘔吐の時の掃除方法

まずは、新聞紙やキッチンペーパーなどで嘔吐物を取りましょう。次にアルコール除菌スプレーで除菌します。

これだけではニオイはまだ残っていると思うので、更に掃除をしていきましょう。

まずは重曹とお湯をまぜたものをスプレー式のボトルに入れシートに吹きかけます。乾いたタオルでしみ込んだものを吸い上げるように強めに抑えながらたたきつけていきましょう。

嘔吐物に混ざっている胃液は酸性です。アルカリ性でできている重曹を使うと中和されニオイを消臭してくれることが期待できます。

1回ではニオイはまだ気になると思うので、ニオイがある程度気にならなくなるまで、重曹水を吹きかけタオルで掃除をしていきましょう。

車内のシートに飲み物をこぼした時の掃除方法

車で飲み物をこぼした場合の掃除方法

車内で飲み物を飲むことはよくあることですよね。
運転中のブレーキの反動などで、よく子供は飲み物をこぼしてしまいます。

そのまま放置するとニオイの原因や、シミが残ってしまうことも。そうならないためにも、早めに対処していきましょう。

用意するもの

  • タオル
  • 中性洗剤
  • バケツ

飲みこぼしの掃除方法

まずは、はじめに乾いているタオルを飲みこぼし部分に、飲み物を吸い取るように叩いて取りましょう。

飲み物をこぼしてしまってから出来るだけすぐ、タオルで吸い上げてあげると後の掃除やシミになりにくくなりますよ。

次に洗剤を水で薄めたものを雑巾につけて、こぼした部分を拭いていきましょう。ここでも、なるべく雑巾を動かさずに、こぼした部分だけを軽く叩くように拭いていきます。

その後に、水で濡らした雑巾をかたく絞ったもので、洗剤を拭き取ります。

ここで、注意してほしいことは、最初から洗剤を使って洗わないようにしましょう。シミが広がってしまう可能性があるので、しっかりと最初に汚れを取ってから洗剤で洗うように心がけていきましょう。

専門業者に車内クリーニングを頼んだら?

プロによる車内清掃の料金

洗車は好きだけど車内の掃除は面倒臭い!できれば専門業者にお任せしたい!って方もいらっしゃるかもしれません。

車内クリーニングの専門といえば

  • ディーラー
  • 大手カー用品店(オートバックスやイエローハット)
  • 車内クリーニング専門業者(出張専門業者もあります)
  • 洗車業者(キーパーコーティングなど)
  • ガソリンスタンド(簡単な清掃程度の場合が多い)

などでお願いすることができます。

汚れがひどい場合、カビの除去、ペットの臭い、掃除をする時間がない場合は利用してみるのもいいですね。
専門業者による車内クリーニングの内容や価格は、次の記事で詳しく紹介しているので参考にしてくださいね。

中古車購入後の車内クリーニングは必要?

ほとんどの中古車販売店では、車を納車する前に車内のクリーニングや洗車が施工されています。

ですので、わざわざ専門業者によるクリーニングをお願いする必要はありません。

しかし、ごく稀に購入した中古車の臭いが気になる・・・ということも。
掃除は自分でできても臭いを取るのは難しい場合も。消臭剤を置いたら匂いが混じってさらに酷くなったなんて話も。

専門店では消臭だけのメニューもありますので、自分で対応できない場合はプロの力を借りましょう。

また、中古車を購入する際はタバコやペットに関して事前に確認することをオススメします。

車内の掃除は慣れたら簡単!

今回は、車内の掃除の方法について詳しく解説していきました。

身近にあるもので、車内はキレイにお掃除できることがおわかりいただけたかと思います。

車のボディーだけでなく、車内もしっかり掃除してあげることで車も長持ちします。

また家族でのドライブもさらに気分が上がりますよね。出来れば、こまめに車内も掃除してキレイに状態を保っていきましょう。

車内清掃方法

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