車に付いてしまった細かい傷は洗車をするだけではなかなか取ることはできません。
そこでボディを研磨して傷を目立たなくしたい方も多いでしょう。しかし、正しい知識を持ってやらないと仕上がりが悪くなってしまうどころか、新しい傷が増えてしまうなんてことになりかねません。
今回はボディを研磨してきれいにするためのポイントをご紹介しましょう。
車の汚れの種類は?
一口に車の汚れと言っても汚れの種類は様々で、それぞれ対処法も異なってきます。
ここでは大まかに4つの種類に大別してご紹介したいと思います。
水性の汚れ(水垢・固形の埃など)
水性の汚れは、排気ガスのススなどが雨で流され自然乾燥することで発生する水垢や、表面に付着しているだけの固形の埃など、水で洗い流せる汚れをいいます。
水だけでは洗い流せなかったとしても、カーシャンプーを使えば落とすことができる汚れですので、そこまで神経質になるものではありません。
油性の汚れ(ピッチタールなど)
油性の汚れは、炎天下のアスファルトを走行した際にタイヤで跳ね上げられる黒い油汚れが主になります。
油汚れは塗装面に強力に付着することに加え、水をはじく性質を持つため簡単に取れない厄介な汚れです。
ただこの汚れを放置すると、紫外線やボディの持つ熱によって酸化してしまい、より取れにくくなるだけでなく致命的なダメージに繋がってしまいますので、早めの対処が必要になります。
付着物(花粉・黄砂・鳥の糞・虫の死骸など)
付着物の中でも水性の汚れで紹介したような、簡単に水で流せないものにこの花粉や黄砂、鳥の糞や虫の死骸があります。
これらの付着物は放置しておくと性質が変化し、より取りづらく且つボディのシミの原因となってしまいます。
こちらの汚れも油汚れ同様、速やかに対処する必要があります。
傷・凹み(車の運転中に接触した・車をこすった・塗装面の劣化など)
最後は物理的な傷や凹みです。
様々な環境を走行する車は知らず知らずのうちに細かい、または一目で分かるような傷が付いてしまうことがあります。
このような傷も放置しているとゆくゆくはサビの原因になってしまう可能性もありますので、適切な対処が必要になります。
水性や油性の汚れを落とす方法
では、実際の汚れの落とし方をご紹介します。
まずは水性の汚れですが、前述の通り基本的には水で洗い流すことができますので、なるべく高圧の水で洗い流してあげましょう。
水だけでは取りきれない汚れがあった場合や油汚れ、頑固な付着物の場合はカーシャンプーの出番です。
カーシャンプーで洗車する場合にスポンジでゴシゴシとこすってしまうと、洗車傷という新しい傷が付くという本末転倒な結果になってしまいますので、こすらず洗うということが重要になります。
まずはしっかりと泡立てて細かい泡をたくさん作りましょう。
この細かい泡が汚れとボディの隙間に滑り込んで、汚れを浮かせてくれます。
浮いた汚れをスポンジでサッと拭うようにふき取るのが、カーシャンプーで傷をつけずに洗車するコツになります。
また洗剤によって水性の汚れに強いものや油汚れに強いもの、タンパク質汚れに強いものがありますので、車の汚れに合わせて洗剤を選択するようにしてください。
汚れによっては放置することで塗装にダメージを与えてしまうこともありますので、車の汚れを見極めたらすぐに洗車をするなど早め早めの対応を心がけましょう。
傷や凹みは汚れを落とすだけではダメ
物理的な傷についてはただ汚れを落とすだけでは完全な対応とはいえません。
傷によって光が乱射して傷が目立ってしまうだけでなく、放置するとサビの原因となってしまう可能性もあります。
もしボディに付いた傷が、水をかけると消えるような浅い傷の場合はボディを磨くことできれいに直せる可能性がありますので一度試してみるのもいいでしょう。
ただ傷が付いた部分だけを研磨すると塗装やコーティングがムラになってしまいますので、車全体を研磨する必要があります。
浅い傷であれば上記の通りの対応でご自身できれいに直すこともできますが、基本的にはディーラーや車の修理店に出して磨いてもらった方が失敗もなく安心でしょう。
傷を消すために必要となるもの
傷や凹みが浅く、DIYで直せる場合に必要なものを紹介します。
まずはコンパウンドと呼ばれる研磨剤です。
コンパウンドは粒の粗さによって種類分けされており、呼び方は違えど目が粗いほうが削る力が高く、目が細かくなればなるほど削る力は弱くなっていきます。
バフという研磨用の布にコンパウンドを塗布したら、ポリッシャーと呼ばれる機械に装着し、回転させることでボディー表面の研磨を行います。
このポリッシャーの電源を取る必要がありますので、電源ケーブルも併せて用意してください。
作業の際の格好ですが、ボタンなど硬いものがあるとボディに触れた際に傷となってしまう可能性がありますので、つなぎのような硬い面がなく、汚れもいい作業着を用意しましょう。
また研磨した際の粉塵が飛び散りますので、吸い込んでしまわないようにマスクも着用することをおすすめします。
実際に研磨をする際の注意点ですが、車のパーツの中には研磨をすることが好ましくないパーツも多々あります。
例えばガラス面や、樹脂、メッキパーツはコンパウンドで磨くと傷が付いたりはがれたりする原因になりますので、マスキングシートとマスキングテープを用意して、しっかりとマスキングするようにしましょう。
液体タイプとペーストタイプのコンパウンドの特徴は?
コンパウンドには、液体タイプのものとペーストタイプのものがあります。
液体タイプのものは伸びがいいという特徴がありますが、液状であるため、地面に対して垂直の部分については液だれしてしまって向きません。
ボンネットやルーフなど水平で広い部分を研磨する時に活躍してくれるでしょう。
一方ペーストタイプのものは研磨剤の粒子が大きめで伸びが悪い反面、液だれなどの心配はありませんのでボディサイドやボディ下部の研磨に向いています。
それぞれの特徴を理解して、適切な用途で使用しましょう。
ポリッシャーの種類ごとの特徴は?
ポリッシャーにも作業工程に応じた色々な種類があり、初期研磨に向いているものや最終仕上げの研磨に向いているものなどがあります。
今回は3つの種類に大別してご紹介したいと思います。
シングルポリッシャー
シングルポリッシャーはトルクが大きく研磨力も高いため、初期研磨に向いたポリッシャーになります。
研磨力が高いため最終仕上げには向かないのと、ちょっとした失敗が大きな跡になってしまう可能性もありますので、慣れない人は敬遠しておいた方が無難でしょう。
ギアアクションポリッシャー
ギアアクションポリッシャーはトルクがありながらも最終仕上げまで使用できる汎用性の高いポリッシャーです。
専門業者の方だとこれ1本で仕上げまでしてしまう所もありますが、研磨力も高いためデリケートな塗装だと難しいでしょう。
ダブルアクションポリッシャー
ダブルアクションポリッシャーは最終仕上げに特化したポリッシャーです。
ただ最近ではポリッシャーの性能が上がってきたことと、コンパウンドも進化してきているので、これ1本で初期研磨から最終仕上げまでできるようになってきています。
バフの特徴や役割とは?
バフは直接塗装面に当たる部分ですので、バフ如何によっては上手に傷が消えなかったり、磨き傷が多く入ってしまったりします。
また、ちゃんとしたバフを使用したとしても、取り付け時にしっかりと中心に取り付けられていないと、研磨効率が下がったり、最悪の場合ポリッシャーのパッドが塗装面に触れて修復できない傷になってしまう可能性がありますので十分注意しましょう。
バフの役割としては大きく分けて2つあり、ひとつはコンパウンドの粒子を保持すること、もうひとつがコンパウンドの粒子を潰していくことです。
この役割がしっかりと働くことで、きれいにムラなく研磨することが可能になります。
バフにも作業工程に応じた種類がありますので紹介していきます。
ウールバフ
ウールバフは羊毛でできているバフで、車の傷を消すための初期研磨で用いられます。
毛の長さもショートからロングまであり、傷の深さによって使い分けを行います。
ウレタンバフ
ウレタンバフは初期研磨で付いてしまった磨き傷を消すための最終仕上げで用いられる、スポンジでできたバフです。
研磨力の高いコンパウンドを使用すれば、ウレタンバフで初期研磨を行うことも可能です。
ただし、最終仕上げを行う際はコンパウンドを変えるだけでなく、ウレタンバフも交換しましょう。
同じウレタンバフを使用すると、初期研磨で使用したコンパウンドが残っており、思った仕上がりを得られなくなってしまいます。
コンパウンドの種類ごとの特徴は?
コンパウンドには液体タイプとペーストタイプがあることをご紹介しましたが、その他にも水性・水溶性と油溶性という種類分けもできます。
それぞれの特徴は以下の通りです。
水性・水溶性
水性・水溶性のコンパウンドは研磨力が高く、作業効率がいいのが特徴です。
一方で研磨力が高いのでコントロールが難しいことと、研磨カスが出やすいというのがデメリットになります。
油溶性
油溶性のコンパウンドは水性・水溶性のコンパウンドに比べて研磨力が低いので、塗装を傷めないように慎重に研磨をしたい場合に適しています。
しかしその分時間がかかってしまうことと、研磨した後に脱脂作業を行って仕上がりを確認するため、手間がかかってしまうことがデメリットとなります。
研磨の効果があるケースとないケース
研磨を行って傷をきれいにする方法をご紹介してきましたが、研磨によって修復できる傷とそうでない傷があります。
修復できない傷を研磨すると、傷が直らないばかりでなく状況が悪化していく可能性もあるので、しっかりと見極められるようにしましょう。
研磨で効果があるケース
研磨で効果があるケースは傷がクリア層と言われるもっとも浅い層で留まっている場合かその次のカラー層で留まっている場合です。
見極め方として、傷の部分に水をかけると消えて見えるものはクリア層で留まっている可能性が高いので、研磨してきれいにしてあげましょう。
また塗装の色が薄くなったような傷も、クリア層の次の層であるカラー層で傷が留まっているので研磨は有効になります。
ただクリア層を研磨してしまうので、傷がきれいになったらコーティング剤などで新しい保護膜を作ってあげましょう。
研磨で効果がないケース(研磨してはいけないケース)
研磨で効果がないケースは傷面に白色や灰色など、車の塗装色とは違った色が見えている場合です。
この白色や灰色の部分というのは、カラー層の次の層の下地層の色ですので、研磨をしても効果が得られないばかりでなく、研磨をすることで悪化していってしまいます。
さらに深い傷でボディ本体に達している傷については、傷口からサビ付いていく可能性があるので、なるべく早く専門業者に修理依頼をするようにしましょう。
ボディの傷を磨いていく方法
では実際に傷を研磨してきれいにしていくための具体的な方法をご紹介していきたいと思います。
適切な場所の確保
研磨作業を行う際に大敵となってくるのが日光と風によって運ばれてくる砂やほこりです。
理想的なのはガレージなどの屋内環境で実施することですが、難しい場合が多いと思いますので、屋外でやる場合は日陰、もしくは曇りの日で風のない日を選んで行いましょう。
風に乗ってきた砂がボディ表面にある状態で研磨すると、言わずもがな砂によって傷が付いてしまいます。
しっかりと洗車
研磨作業の前にしっかりと洗車を行いましょう。
ボディ表面に砂や鉄粉などの汚れが残っていると、仕上がりにムラが出たり、研磨によって傷が付いてしまうことがあります。
また汚れにコンパウンドが固着して取れなくなってしまうこともありますので、まずはしっかりと洗車することが大切です。
マスキング
研磨によって傷をつけてしまう可能性があるところは事前にマスキングテープでマスキングをしておきます。
具体的にはガラス面やゴム部分や樹脂パーツ部分、エンブレムやメッキ部分などです。
これらのパーツはマスキングをしておかないと、傷が付いたり変色したり、メッキ部分はメッキが禿げてしまいますのでしっかりとマスキングをしましょう。
研磨作業
いよいよ研磨作業に入ります。
少量のコンパウンドを付けたらバフ面をボディに当てていきます。研磨の際にボディに押し付ける必要はありませんので、バフ面が広くあたる様に優しく均一に研磨していきましょう。
またバフ面を傾けてしまうと仕上がりにムラが出たり、磨き傷やバフ目と言われる磨き跡、焼き付きの原因となってしまいますので注意してください。
磨くスピードですが、コンパウンドを全体に広げたらゆっくりと研磨していきます。スピードを上げれば上げるほど、研磨力は発揮しづらくなりますのでゆっくりと丁寧に研磨していきましょう。
研磨は漢字の「己」を書くように、左から右、右から左へと実施していきます(縦方向でも大丈夫です)。コンパウンドの効きがなくなるまでゆっくりと研磨していきます。
車を磨く際の注意点
ここでは研磨作業における細かい注意点をご紹介していきます。
研磨作業はほこりや研磨カスを取り除きながら行う
工程の初めに洗車作業はしていますが、作業を行っているうちに知らず知らずほこりなどの汚れがボディ表面に付着していきます。
また研磨作業の過程において研磨カスが出ますので、その研磨カスもボディ表面に付着していきます。
これらを放置して作業を続けると、ムラや傷つきの原因になりますので、エアなどを使って都度取り除くようにしましょう。
研磨作業は保護膜も削ってしまう
研磨作業を行うことで傷を目立たなくすることはできますが、同時に保護膜も削ってしまうことになります。
故に磨き傷が付きやすくなりますし、外的要因からボディを守る力が弱くなってしまうことを意味します。
研磨作業を行った場合は、必ずコーティング剤やワックスなどで、新しい保護膜を作ってあげるようにしましょう。
研磨してはいけないパーツに気を付ける
前述の通り、ガラス面、ゴム部分、樹脂パーツやメッキなどはコンパウンドによる物理的な摩擦や熱によって、変色したり溶けてしまったり、傷が付いてしまったりします。
研磨できないパーツをしっかりと見極め、マスキングを忘れずに行うようにしましょう。
ポリッシャーの電源コードに気を付ける
ポリッシャーには太い電源コードが付いていますので、この電源コードがボディに接触してしまうと傷の原因となってしまいます。
電源コードはしっかりと肩に背負うようにして、ボディーに触れないように気を付けましょう。
傷を磨いていく順番は?
研磨していく順番は一般的に以下の通り実施することが多いです。
- ボンネット
- トランク
- ルーフ
- フェンダー
- ピラー
- ドア
- バンパー
- 細部(ドアノブの周りなど)
ルーフ磨きを行う場合は脚立を使うと作業がしやすくなります。
またドアノブの周りなどポリッシャーをかけづらい細かい部分は直接手で磨いていくようにしましょう。
磨いた後はコーティングをしよう
繰り返しになりますが、研磨を行った後のボディ表面は保護膜が薄くなった状態ですので、そのまま放置してしまうとすぐにまた細かい傷が付いたり汚れが付着してしまうことになります。
また傷を再度研磨しようと考えても、一度研磨した後ではより深い層へ傷が入ってしまう可能性もあり、そうなってしまってはご自身での修復は難しくなってきてしまいます。
研磨後のきれいなボディを長く維持させるためにも、コーティングは行うようにしましょう。コーティングを行うことで新しい保護膜が作られますので、塗装の保護や変色の防止に有効なだけでなく、光沢が出てより見た目もきれいになるというメリットがあります。
コーティングは専門業者に任せることもできますが、ご自身で行うこともできます。専門業者に任せれば仕上がりについては安心ですが、時間と費用がかかってしまいます。
今はご自身でコーティングをする際も、非常に施工しやすく仕上がりもプロ並みという商品がありますので、チャレンジしてみるのもいいでしょう。
SPECIALE gloss boosterでコーティングができる
愛車へのコーティングをDIY(自分で)で行う場合は、SPECIALE gloss boosterがおすすめです。
当サイトでたびたび登場する、新潟県のコーティング専門店Glossyがお客様に起こってしまったトラブルがきっかけで、商品開発し販売しているケミカルシリーズです。(開発ストーリーはこちら)
硬化型のコーティング剤ではないので初心者でも失敗するリスクが低いだけでなく、実際の店舗でもトップコートとして使われているほど品質が高いものです。
プロのコーティングを依頼したい場合のおすすめ
ご紹介した「SPECIALE gloss booster」も非常に使いやすいコーティング剤ですが、最後の仕上げであるコーティングはプロに任せたいという方におすすめのコーティングをご紹介します。
鏡面のように仕上げるには、プロの力が必要かもしれません。
ハイドロフィニッシュ
ハイドロフィニッシュは仕上がりもきれいで持ちもいいガラスコーティングを、手頃な価格で施工できるコーティングです。
初めてのガラスコーティングで絶対に失敗したくないという人におすすめです。
グロスセラミック
グロスセラミックは5層で構成される皮膜が特徴で、圧倒的な光沢と防御性能を誇ります。
第5層をメンテナンスによって新しくしていきますので、第4層までの皮膜を常にフレッシュな状態で保つことができます。
コーティングに一切の妥協を許さない方におすすめです。
グロスアーマー
グロスアーマーは光沢、耐酸性、スクラッチ性、洗浄性、メンテナンス性等を全て高いレベルで備えているコーティングです。
ハイエンドよりのコーティングですので、仕上がりはもちろん良いのですが、特に濃色車で高い反射率を発揮しますので、濃色車のオーナーにおすすめです。
ハイモースコート
ハイモースコートは業界最高ランクの撥水性能を誇るコーティングです。
趙高硬度無機質ガラス被膜で、まるで水がボディを避けているかのように流れ落ちていく様は圧巻です。
ただ正しく管理するためのメンテナンス知識を要求されますので、ハイレベルなオーナーにおすすめです。
研磨やコーティングで綺麗に磨いていこう!
あらゆる環境を走行する車は知らず知らずのうちに細かいキズや汚れが付いてしまうものです。新車ですらよく見ると細かい小さなキズが入ってることがあります。(ライトを当てると見えることも)
そのままキズや汚れを放置して走行していると見た目が悪いばかりでなく、よりひどい状態へとどんどん悪化していってしまいます。
きれいな状態で車に乗り続けるということは、イコール常日頃メンテンナンスをしているということですので、車の寿命自体も長くなっていきます。
もちろん専門業者に任せてメンテナンスをするということが最善の策ではありますが、高額な費用がかかったり、預けている間は車を使用できないなどのデメリットもあります。
そんなときは今回ご紹介した研磨作業やコーティング作業をご自身でできるようになるとメンテナンスに対するハードルも下がりますし、何より愛車精神がよりいっそう高まることにも繋がります。
初めのうちは難しい部分もあると思いますが、今回ご紹介したスペチアーレシリーズの商品のような一般向けで簡単な施工方法なのに、プロ顔負けの仕上がりを手に入れられる商品も出てきています。
正しい知識を身に付けて、研磨作業やコーティングも自身でできるように挑戦してみてください。