車のタイヤの正しい洗い方!長持ちさせるための洗浄方法を徹底解説

メディアでよく取り上げられるのはボディの洗車ばかりで、タイヤの正しい洗車方法を知らないという方も多いのではないでしょうか。

洗車というとボディばかりに目がいってしまいがちですが、実はボディよりもタイヤの方がひどく汚れています。手で触ってみると真っ黒になってしまうことも。

車の足元と言えるタイヤが汚れていると、せっかくボディがきれいであっても、引き締まらずにぼやけて見えてしまいます。

そこで今回は、タイヤの洗い方のポイントについて紹介をしていきます。
ボディだけでなくタイヤもきれいにして、足元が輝いて上品に引き締まった車を手に入れてくださいね!

タイヤの汚れの特徴とは?

タイヤの洗い方

タイヤ汚れは、ボディの汚れとは全く異なった性質を持っています。ボディと同じような汚れのイメージで洗うと失敗してしまうかもしれません。ではどのような特徴があるのでしょうか?

車の中で一番汚れが付着しやすい

タイヤは、車のどのパーツよりも汚れが付着しやすい箇所です。ボディの汚れとは比にならないほど、汚れが蓄積します。
汚れが付着しやすい理由は、タイヤが唯一地面と接しているパーツだからです。

道路にはさまざまな汚れが存在します。砂や泥、オイルなどがあり、タイヤはこれらの汚れを付着させながら走っています。
更に、タイヤの近くにあるブレーキから発生する、ブレーキダストも付着してしまいます。汚れの種類や成分は多種多様であり、いろいろな汚れがタイヤに蓄積してしまいます。

付着しやすく取れにくい

前項で説明をしたように、タイヤは汚れが非常に付着しやすくなっています。車が走行している以上、常に汚れを付着させているといっても過言ではないでしょう。

それでいて、付着した汚れは非常に取れにくい性質を持っています。
砂ぼこりだけなら取れやすいのですが、道路にはさまざまな汚れがあるため、油性のものが付着すると非常に取れにくい汚れとなります。

タイヤはこまめに洗車しないほうがいい

タイヤは、ゴムでできているため実はあまり洗わない方が寿命を伸ばします。

洗車頻度にもよりますが、洗車のたびにタイヤをゴシゴシ洗うと、タイヤの劣化が早くなってしまうことも。

特に、石油系、洗浄力が強力なアルカリ性界面活性剤が含まれているようなカーシャンプーで、タイヤを洗うとタイヤの表面が傷んでしまいます。

ただし、ホイールの部分はゴムではないので、洗車のたびに洗うようにしてくださいね。

タイヤを洗うのに必要なもの

タイヤを洗うには、ホース、スポンジ(ブラシ)、タイヤワックスがあれば十分ですが、ほとんどの場合ホイールも一緒に洗うことになるので、カーシャンプーとホイール用のコーティング剤があるといいですね。

スポンジ(ブラシ)

スポンジやブラシは、ボディー用とは別のものを必ず用意しましょう。
タイヤには砂などの汚れが付着していますが、その汚れがスポンジに入り込んだままボディーを洗ってしまうと、傷ができる恐れがあるからです。

ボディーで使った古いスポンジをタイヤ用に回すのはOKです。

タイヤにはタイヤ専用ブラシがおすすめです。

また、ホイールにはTARO WORKSの「ホイールリム洗浄ブラシ」と「ディティーリング洗車ブラシ」がおすすめです。

ホイール リム 洗車ブラシ

ホイール洗車の便利グッズ

ホイールの形状にもよりますが、この2種類のブラシを使えば細かい箇所も楽々洗えます。

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カーシャンプー

タイヤを洗う際は、基本的には水洗いで十分です。
もし洗剤を使いたい場合は、タイヤ専用のものを選ぶようにしてください。

特にアルカリ性のものは非常に強力な洗浄効果があるので、タイヤに使用するとゴムの成分が溶けだすことがあるので絶対に使用するのはやめましょう。

ホイールはボデイーを洗車するときに使っているカーシャンプーで洗ってくださいね。

タイヤワックス

タイヤワックスは、水性・油性・スプレータイプ・スポンジタイプなどの種類があります。

水性タイプは、石油系溶剤が含まれていないためタイヤの劣化は少ないですが、水に弱いため雨が降るとすぐに落ちてしまい耐久性がありません。

逆に油性タイプは、石油系溶剤を使割れていることでタイヤの劣化の心配があります。
しかし、一度塗れば長期間効果を維持することができます。

スプレータイプはタイヤに吹きかえるだけで拭き取る必要がありません。手間がかからないことが魅力です。
ただし、タイヤ以外の場所に飛び散ってしまう可能性があり、ボディーなどに付着したまま放置するとシミ汚れになってしまう可能性があるので注意が必要です。

スポンジタイプは、ワックス成分をタイヤに塗り込んでいくためスプレータイプよりも効果が期待できます。
また、液ダレが少ないのでタイヤ以外の箇所に付着する可能性は低いです。
ただし、塗り込むのに手間がかかります。

スプレータイプでおすすめのタイヤワックス

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水性のタイヤワックスですが、汚れを落とすクリーナー効果も兼ね備えているので、タイヤが汚れた状態でも使うことができます。

スポンジタイプでおすすめのタイヤワックス

シュアラスター タイヤコーティング+R

乳液状の水性タイヤワックスで、スポンジで塗り込んでいきます。
サラッとしていて簡単に塗り広げられるので、初心者でも塗りムラができずに仕上げることができます。

油性のものもありますが、タイヤの劣化という観点からあまりおすすめではありません。

タオルやクロス

タオルやクロスは吸水性の良いものを選ぶようにしましょう。吸水性が悪いと、いつまで経っても水分が付着してしまいます。

また、ボディ用とは分けて使用するようにしましょう。

タイヤの正しい洗い方

では、ここからは実際にタイヤを洗ってみましょう。

タイヤの洗い方① タイヤハウスの泥を落とす

タイヤハウスの汚れ

タイヤハウスは目につかない場所なので、汚れていることに気付きにくい場所ですが、実はかなり汚いんです。

次の写真を見るとよくわかりますね。安易に自宅前などで洗車をすると道路がドロドロになるので注意が必要です。

ホイールの泥汚れ

 

タイヤの洗い方② タイヤの泥や汚れを落とす

タイヤの洗い方

ブラシで洗う前に高圧洗浄機で、付着した砂ぼこりや泥などの汚れを吹き飛ばして流します。高圧洗浄機がない方は、ホースで水圧を強くして行いましょう。

高圧洗浄機を使う場合は、タイヤから40cmから50cmほど距離を取りましょう。
近づきすぎるとタイヤが傷んでしまう恐れがあります。

タイヤの洗い方③ スポンジやブラシでブラッシングする

タイヤの洗い方

水である程度の汚れを落としたら、次はブラッシなどで汚れを落としていきましょう。

はじめに全体をこすり→サイド部分→接地部分の順で洗っていくといいですよ。
タイヤの溝に小石などが詰まってないか、釘が刺さっていないかチェックしながら洗ってくださいね。

カーシャンプーを使いたい方はブラッシングした後にシャンプーで洗ってくださいね。

タイヤの洗い方④ ホイールも洗おう

ホイールはカーシャンプーを使って洗いましょう。
先ほど紹介した、TARO WORKSの洗車グッズで洗えばあっという間に綺麗になりますよ。

ホイール リム 洗車ブラシ

タイヤの洗い方⑤ 水をかけて洗剤を流す

タイヤの洗い方

すすぎ残しがあるとタイヤを劣化させてしまう原因になるので、しっかりと流しましょう。

ブレーキディスクなどの部品が錆びるのを気にする方も多いようですが、タイヤ周辺は雨が降って濡れてもいいように設計されている箇所です。

特別なパーツに変えている方は別ですが、水濡れを気にする必要はありません。

ブレーキディスクは錆びたとしても、ブレーキをかけた時の摩擦でサビは取れますし、通常の乗り方・洗い方をしていれば問題ないので安心してくださいね。

タイヤの洗い方⑥ タオルやクロスで水分を取り除く

水分をタオルやクロスで吸い上げて取り除きます。この際、吸収力があるものを使用した方が作業効率は上がります。

ホイールの細かい部分は、タオルの角を三角に折って使うと拭き取りやすいですよ。

タイヤの洗い方⑦ スプレーで艶を出す

タイヤの艶は好みもありますので必ず必要なわけではありませんが、真っ黒で艶が出ていると車全体が引き締まって見えます。

また、ワックスなどでコーティングしてあげると汚れがつきにくくなります。

艶出しスプレーやワックスは、タイヤのサイド部分に塗布するようにしましょう。
地面との接地面に塗ってしまうと走行時に危険です。

タイヤの洗い方⑧ ホイールのコーティングをする

ボディーとホイールのコーティング剤は、ほとんどの場合共用できますが、タイヤだけは共用できません。
タイヤ用のワックスをホイールに塗るのはNGです。

タイヤが綺麗になったら、ホイールのコーティングもお忘れなく!

タイヤを洗う時の注意点

タイヤは、間違った洗い方をおこなうと劣化が早まることがあります。
タイヤは安全にかかわるパーツなので注意しましょう。

なるべく水で洗う

水だけで洗って汚れが落ちるのであれば、むやみにシャンプーを使用してタイヤを洗うのは避けてください。

特にアルカリ性の洗浄剤はゴムを溶かしてしまう危険があります。

タイヤ用以外の艶出し剤を付けない

タイヤに付ける艶出し剤は、必ずタイヤ専用のものを使用してください。
ボディ用やホイール用は、それぞれ塗布する場所の性質に適した成分が含まれています。同じように、タイヤ用はタイヤのゴムという性質に適したものが含まれています。

もしタイヤ用以外のものを使用してしまうと、白く変色してゴムの劣化が起こる可能性があります。必ずタイヤ専用の艶出し剤を使用しましょう。

スタッドレスタイヤを洗う時のポイント

スタッドレスタイヤのお手入れ

冬の時期に大活躍するスタッドレスタイヤですが、サマータイヤと同様にこちらもお手入れが必要となります。

雪の上を走ることが多いので、一見するとあまり汚れていないような気もしますが、実は結構な汚れを溜め込んでしまっています。

お手入れはサマータイヤ以上に入念に

サマータイヤと同様に、トレッドパターンと呼ばれる溝があります。しかし、スタッドレスタイヤの場合は、この溝以外にも「サイプ」と呼ばれる細い切れ目があります。

このサイプによって、路面を引っ掻いて摩擦力を高めてグリップ力を作ったり、氷の上の水分を除水したりすることによって、雪や氷上でもタイヤがスリップしにくくなります。雪や氷の上では非常に役立つサイプですが、この細い切れ目の中にさまざまな汚れが入り込んでしまいます。

冬の道路では、特に凍結しやすい箇所などに凍結防止剤をまくことがあります。凍結防止剤は、水に溶けて融点を下げ、道路が凍結するのを防ぐ役割を果たします。そして、凍結防止剤には塩化カルシウムが含まれいます。それが溶けた水と一緒になって、サイプの中に取り込まれて蓄積されてしまいます。

雪にはその他の汚れも混じっており、それらもサイプの中に入り込みます。サイプは無数にあるので、スタッドレスタイヤは非常に汚れているということになり、サマータイヤ以上にお手入れが必要ということになります。

タイヤ交換時がおすすめ

真冬の寒い時期にタイヤを洗うのはつらいですよね。洗いたくても中々洗えないという方も多いでしょう。そういった方は、スタッドレスからサマータイヤに交換する時に洗うのがおすすめです。

タイヤを取り外した状態であれば、いつもは隠れている裏側や接地面も非常に洗いやすくなります。また、付着していた化学物質を取り除いて、タイヤの劣化を防ぐことができますよ。

▶︎タイヤの保管方法は「前処理」と「空気圧」が劣化を抑えるポイントに!

タイヤで点検すべきポイント

タイヤを洗うのであれば、タイヤの点検も行いましょう。タイヤをじっくりと見ることができる機会なので、点検を行うにはちょうど良いタイミングです。

摩耗を点検する

接地面を洗う際などに、溝の摩耗具合を点検すると良いでしょう。タイヤは、使用に耐えうる厚さが決められています。その厚さがなくなると、降雨時に水の排水ができずにスリップしたり、滑って制動距離が伸びたりしてしまいます。また、晴天時であっても地面を噛みしめることができず、安定した走行ができなくなる恐れもあります。

そのため、タイヤの溝の中には「スリップサイン」と呼ばれるものがあります。スリップサインの部分は他の場所よりも一段高くなっており、この部分がタイヤの接地面まで出てきたら交換する時期となります。

亀裂がないか確認する

タイヤのサイド部分や接地面に亀裂がないかを確認しましょう。亀裂がある場合、最悪の場合パンクをしてしまう恐れがあるので注意が必要です。

亀裂がある場合はタイヤが劣化している可能性もありますので、自動車修理工場に早めに点検に出すと良いでしょう。

小石が挟まっていないか確認する

接地面を見て、トレッドパターンに小石が挟まっていないかの確認を行いましょう。小石が挟まったまま走行すると、異音が発生することがあります。走行中に異音が発生すると、車のどこかの調子が悪いのかと心配になることもあるかもしれません。

また、走行中に挟まった小石が取れて、後続車などに当たってしまうことも考えられます。勢いよくフロントガラスに当たると、傷になってしまう恐れがありますので、見つけたら車のキーの先端などを使用して取り除くようにしましょう。

タイヤも定期的に洗ってチェックしよう

ここまで、タイヤの洗い方のポイントについて紹介をしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

タイヤを頻繁に洗うとゴムの劣化が早くなることもあるため、適度に洗うことをお勧めしますが、摩耗や小石・くぎなどが刺さっていないかのチェックにもなるため、定期的にお手入れをすると一石二鳥ですね。

足元までピカピカにして楽しいカーライフを!

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