タイヤの保管方法は「前処理」と「空気圧」が劣化を抑えるポイントに!

愛車の大切なスペアタイヤやスタッドレスは、保管方法によって劣化の速度が大きく違ってくることをご存知ですか?

では、タイヤの寿命を延ばす正しい保管方法とはどういうものでしょう。

「積み方は縦積み・平積みどっち?」

「タイヤにとってベストな保管場所はどこ?」

「カバーや袋に入れる?」

「ゴム臭は対処できる?」

実は、タイヤの保管方法は①保管前の作業、②正しい保管方法の二つが決め手となります。

そこでこの記事では、正しいタイヤの保管方法について詳しい情報をお届けします。

ぜひご参考にしていただき、タイヤを長持ちささせてくださいね!

タイヤ劣化の主な要因は3つ

なぜ、タイヤは劣化するのでしょう?タイヤが劣化する要因は主に3つが考えられます。

  1. 紫外線
  2. 水分
  3. 油分

逆に言えば、これらを避けることで劣化を最大限防ぐことができるのです。

タイヤの劣化を防ぐには、保管する前にも秘密があります。

タイヤを保管する前に行いたい4つのこと

タイヤの保管方法

通常のタイヤ(夏タイヤ)からスタッドレスへ交換、またはその逆の作業をし外したタイヤを保管することがほとんどですが、ただ仕舞っておけば良いというものではありません。

長期間タイヤを保管するには、保管前に必ずやりたい作業があります。
これは、置き方や置き場所選びと同じぐらい重要でタイヤの寿命を大きく左右します。

①しっかりと汚れを落とす

タイヤは走行中にかなり汚れます。泥や土が付着したままタイヤを保管すると、水分または油分でタイヤのゴムが変質してしまいます。

洗剤などでの過剰な洗浄はタイヤの表面を傷める可能性があるため、水洗いにとどめます。タイヤに付着した汚れをしっかり落とすことで劣化を防ぐことができます。

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②水分を残さない

スタッドレスタイヤについた水分、また水洗いをしたタイヤをそのまま保管してはいけません。特にタイヤ内部のスチールコードが錆びてしまう原因になります。

よく拭き取った上でしっかり乾かし、水分が無くなった状態を確認しての保管が必要です。

③タイヤワックスは絶対に拭き取る

主材料がゴムであるタイヤはその性質上、油類を嫌います。そのため劣化につながりますので、タイヤワックスをかけているタイヤはワックスを必ず拭き取ってからの保管が必要です。

④タイヤの空気圧を半分に下げる

タイヤをホイールと組んだ状態で保管する場合、もう一つしたいことがあります。

それが、「タイヤの空気圧を下げる」作業です。

空気を抜くことで内圧を弱め、ゴムの劣化を防ぐことができます。パンパンに空気が入った状態より半分ほど抜くとタイヤへの負荷が軽くなり、タイヤをしっかり休ませることができるのです。指定空気圧の半分くらいと覚えると簡単ですね。結果、劣化を防ぐことができます。

エアバルブのキャップはしめるようにしてくださいね。

タイヤ交換をして装着するタイヤは、その時点で空気を入れ直しましょう。

タイヤは縦置き・平置き?

タイヤは縦置きか平置きどっちがいい?

まず、みなさんが悩むのはタイヤの置き方ではないでしょうか?

タイヤの置き方を縦置きにするか平置きにするか選ぶには、ホイールが組まれているかいないかが決め手となります。

ホイール無しタイヤのみの場合 → 縦置き・平置き

タイヤのみの状態で保管という場合、どちらの置き方でも問題がありません。いくつかのタイヤを積んで保管するときは、重みによるタイヤ接地面の変形を避けるために月に一度程度積む順番を入れ替えることをお勧めします。

ホイールが組まれたタイヤの場合 → 平置き

平置き・平積みにするとタイヤの接地面の面積が確保でき、タイヤの重みを分散させられます。よって、重みによってタイヤ接地面が変形することを避けることができます。

タイヤの置き方が決まったところで、ベストな保管方法についてご説明していきましょう。

タイヤにとってベストな保管場所とは?

タイヤを長持ちさせるためのベストな保管方法があります。ポイントは、「ゴムの劣化を避ける」です。

ゴムの劣化を避けるためには冷暗所で保管

タイヤの保管には結構なスペースを取りますので、どこに保管するべきか悩みますね。一般的な場所としては、ガレージ・物置き・バルコニー・室内などが考えられます。

タイヤの主材料がゴムであることを考えると、冷暗所で保管することが大切です。冷暗所であれば、タイヤの劣化を早めてしまう最も避けたい直射日光=紫外線を避けることができるからです。

また、湿度もタイヤにはよくありません。日本の一般的な湿度であれば特に問題は生じませんが、なるべく風通しの良い日陰がベストと言えます。

屋内でタイヤを保管する場合

屋内でタイヤを保管する場合は、タイヤの劣化原因である紫外線や水分を避けられるという大きなメリットがあります。

また、屋外に保管するのと違いタイヤの盗難を防ぐにも大変効果があります。

しかし、注意点がいくつかあります。

ガレージや物置きでは窓際に置かないように注意しましょう。また、バッテリーやモーターなど腐食性の高いオゾンが発生する機器がある場合、その近くに保管するとゴムがひび割れなど劣化しますのでこれも避けます。

マンションなどにお住まいの人でガレージや物置きがなく、室内や玄関に持ち込まなければならない場合もあります。

その場合は、フローリングなどにタイヤを直接置かないようにします。タイヤ内部の薬品による色移りでシミをつけてしまうことがあるからです。
段ボールや板などを敷いた上で保管することをお勧めします。

また、室内のスペースやタイヤのゴム臭さを考えるとバルコニーに保管したい人も多いのではないでしょうか?

次は、屋外にタイヤを保管する場合をみていきましょう。

屋外にタイヤを保管する場合

建物の横やバルコニーなど、屋外でタイヤを保管したい人は多くいます。屋外で保管する場合に、一番気をつけなければならないのが紫外線です。

このため、タイヤをそのままの状態で放置するのはNGです。盗難の心配もでてきます。

紫外線対策としては、タイヤに専用カバーをかける方法があります。カバーをかけることによって、直射日光を避けまた盗難を防ぐ効果もあります。

ここで、大変お勧めのタイヤ収納「コンプレスフィット」をご紹介します。

コンプレスフィットは2015年度日刊自動車新聞でアイデア部門を獲得した最強のタイヤ収納商品です。

紫外線を防ぎ、簡単に密閉することが可能、そしてゴム臭が漏れないという優れものアイテムは、消費者の悩みを一気に解決してくれます。

屋外だけでなく屋内でも便利に使用できます。ファスナーを閉めた後、掃除機で吸引し密閉しますので、遮光性・防水性に優れています。

タイヤの正しい保管方法まとめ

  • 保管をする前には、水洗い・水気取りをしっかりして乾燥させる
  • タイヤはワックスを必ず拭き取る
  • タイヤの空気圧を半分に下げる
  • ホイールが組まれたタイヤは平置きにする
  • ベストは保管場所は紫外線・湿度の少ない冷暗所
  • 屋外で保管する場合は専用カバーをかける

しかし、どうしても保管スペースが確保できないという人もいるでしょう。

その場合は、業者によるタイヤの保管サービスがあります。

タイヤの保管サービスとは?

どうしても自宅ではタイヤの保管スペースが確保できない、また重いタイヤを持ち運ぶのが難しい人などには業者が提供するタイヤの保管サービスがあります。

保管サービス利用のメリットとデメリットを確認してみましょう。

タイヤ保管サービスのメリット

  • 専用の保管倉庫で保管されるためタイヤを良い状態で保管できる
  • 自宅などでの保管スペースの確保が不要
  • ゴム臭に悩まされない
  • 重労働のタイヤの持ち運びが不要
  • タイヤ交換と合わせて利用する場合は、空気圧調整・ホイールバランスも調整してくれる場合がある

タイヤ保管サービスのデメリット

  • コストがかかる
  • タイヤ交換をしたいときは10日前までなど予約が必要なため、急には交換ができない

タイヤ保管サービスはどこでできる?

タイヤの保管サービスは、以下のような店舗で利用できます。

  • タイヤ専門店(ブリヂストン「タイヤ館」など)
  • 大手カー用品店(オートバックス・イエローハットなど)
  • カーディーラー(トヨタ・日産・東京トヨペットなど)
  • ガソリンスタンド(エネオスなど)

タイヤ交換と合わせて利用するのも便利でしょう。

タイヤ保管料金はそのタイヤのサイズや店舗によって異なりますので詳細を問い合わせてみることをお勧めします。

 

タイヤの正しい保管方法をご紹介しました。

タイヤを正しく扱うことはタイヤを長持ちさせるだけでなく、安全運転にも大きくつながります。

愛車のメンテナンスの一環として、正しい保管方法をぜひ実践してくださいね!

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