車のコーティング後に水垢ができる原因と対策は?

綺麗に洗車したあと、仕上げにせっかくコーティングをしたのに水垢だらけ!
専門店やディーラーで施工してもらったのに、どうもその効果が感じられない・・・。

車のコーティング後に水垢ができてしまう原因はさまざま。そして、コーティングや水垢について間違った知識や方法で対策をしてしまっている方も多いかと思います。

そこで今回は、水垢汚れの原因と対策について詳しく解説します。
正しい対処法を知っていないと、気づかないうちに大切な愛車の塗装を痛めてしまう事態にもなりかねません。
水垢落としに最適な洗剤やおすすめのコーティング剤についての情報もお届けしますので、ぜひ参考になさってくださいね!

目次

車のボディに水垢がついてしまう原因

水垢の原因

まずは車のボディに水垢がついてしまう主な原因について解説しますね。

シャンプーの残留成分による影響

シャンプー洗いのあと、しっかり水ですすがないと洗剤成分がボディに付着したままになってしまい、それが原因となって水垢ができてしまいます。
せっかく綺麗に洗ったつもりが、残念ながらかえって汚してしまっている状態です。

洗車後に濡れたまま放置する

洗車後に濡れたまま放置するのもNG!です。
コーティングをしているボディについた水分の多くは、玉状になって滑り落ちますが、どうしてもスジ状に残ったり輪っかのようなカタチで残ります。

それをそのまま放置して乾くと、水分に含まれていたミネラルや有害物質が跡になって水垢として残ってしまうんです。

全体をしっかり拭き上げるのは大変ですが、手を抜かず丹念に水分オフをしましょう。

PM2.5・黄砂などを含んだ酸性雨による影響

PM2.5はじめ黄砂など大気中のさまざまな微粒子が雨と一緒にボディに付着します。雨が蒸発したときにそれらの物質が、ボディに焼きつき、悪影響を及ぼします。

特に近年は酸性雨が深刻化しており、車体へのダメージが大きくなっています。
黄砂やPM2.5が飛来しやすい地域にお住まいの場合は特に注意が必要です。

知っておくべき水垢の種類とは?

車の水垢の原因

ひとことに「水垢」といっても、種類は色々あります。
ここでは車のボディにつきやすく、最も多い3タイプの水垢について解説しますね。

水垢・水ジミ・雨ジミ

一般的に「水垢」と言えば、雨が降った後にできる黒いスジ状の汚れシミのことをいいます。

シャンプー洗車ですすぎ残した、洗剤成分が汚れと混ざり雨で流れるとそのスジが水垢となってしまいます。

これは見た目にも綺麗なものではないので、できればなるべく作りたくない水垢の代表ですね。
黒いスジは車体がホワイト系だと非常に目立ち、見た目が悪くなってしまいます。

イオンデポジット

黒い筋状の水垢に続いて多いのが「イオンデポジット」と呼ばれる、魚のうろこのような白い水玉状の水垢です。
この原因は水分に含まれるミネラルや雨に含まれる有害物質です。水分が蒸発する際にこの成分だけが残り、イオンデポジットの原因となります。

長時間放置すると頑固に染みついて取れにくくなり、化学変化を起こしてコーティングや塗装面を痛める原因にもなります。

ウォータースポット

最後は「ウォータースポット」と呼ばれる、水によるシミです。

車体についた水滴が蒸発する際、レンズのように太陽光に反応してボディに焼きつくシミのことです。
原理はイオンデポジットと一緒ですが、特に近年はPM2.5や黄砂の影響もあって塗装面への侵食が懸念されます。

放置してしまうとクレーター状にへこんで表面がボコボコになり、ポリッシャーで磨いて塗装し直すことが必要になってしまいます。

コーティングしたのに水垢ができるのはなぜなのか

コーティングしたのに水垢がついて悩む人

水垢の種類や特徴について分かったところで、次はコーティングをしたのに水垢ができてしまう理由について解説します。

コーティングは水垢がつかないようにするためのものではない?!

勘違いしてしまいそうですが、実は車のコーティングとは車体に水垢がつかないようにするためのものではないんですね。

では何のために施工するのか?というと、それは「ボディの塗装面を保護するため」。
簡単にいうと、ボディについた汚れや水垢を落としやすくするための保護膜なんです。

コーティングは塗装面を保護するためにある

先ほど述べたように、コーティングはボディの塗装面を守るためにあります。
詳しく説明すると、塗装面の上に一枚皮膜をつくることによって直接汚れと接触して付着するのをガードしたり、軽い擦れなどの傷が塗装面にまで及ばないようにする役割があります。

もしコーティングをしていないと、デリケートな塗装面があっという間に風雨や飛び石・泥などで劣化してしまいます。

コーティングの皮膜部分はお手入れが大切!

このようにコーティングは車にとって非常に大切なものであり、車体の美しさをキープしてくれる強い味方なのです。
そしてその効果を持続させるためには、何より日頃のお手入れが大切といえます。

水垢ができるならコーティングの意味はない?

ガラスコーティング とは

ここまで、水垢ができてしまう理由について解説しました。どんなに気をつけていても、どうしてもできやすいのが水垢です。

では、どうせ水垢ができてしまうならコーティングをする意味はないのでしょうか?

ボディの劣化や細かな傷から守るためにはとっても重要!

長い目で見れば、コーティングをしていた車としていなかった車では、使用年数を重ねたあとの劣化具合は歴然です。
すでにご説明した通り、コーティングは車体を擦り傷から守り、汚れや水垢を落としやすくするための保護膜の役割があります。

いかに愛車を美ボディに保つかは、理想的なカーライフを送る上でもとっても重要!ですよね。

汚れが落ちやすくなる効果も!

水垢ができてしまうのは、ある程度はしょうがないことだとしても、コーティングさえしっかりしていれば多くの汚れは落ちやすくなります。

汚れが落ちやすければお手入れのハードルも下がるので、こまめに愛車に手をかけることもできますよね。

 撥水性能の向上で頑固な汚れがつきにくくなる

汚れがつきにくくなる理由として「コーティングによる撥水性の向上」があるのですが、この撥水効果のおかげで、単純な泥汚れだけではなく頑固な汚れさえもつきにくくなります!

水はじきが良いと拭き取りも断然ラクですから、これだけでもコーティングの価値はあります。

コーティング後に業者に水垢を落としてもらう際のポイント

ワックスを塗る際のポイント

コーティングがいかに重要かを知って頂いたところで、次はコーティング後にカー専門店や施工業者に依頼して水垢を落としてもらう際に気をつけたいポイントについて説明しますね。

業者の保証内容を確認する

まずは依頼する業者の保証内容をよく確認しましょう。ディーラーや専門店でコーティングをした場合には保証がついてることがあります。保証を受けるための条件で、定期メンテナンスや洗車方法などについて細かく明記されているかと思うので、目を通しておきましょう。

また、施工してもらう際に傷がついてしまったり、塗装面に問題が発生したりといったトラブルもないとは言いきれません。不要な心配を避けるためにも、事前の確認は怠らずに。

施工自体に問題がないか確認する

施工内容そのものについても、しっかり事前にチェックしましょう。

別の業者に依頼した場合、自分の車に施されているコーティングとは相性が悪い施工ということもあるので、やってもらってから後悔することのないように、きちんと担当者と確認しておくと安心ですよ。

メンテナンスキットがる場合は?

コーティング剤に合わせた専用のメンテナンスキットを渡されていることがあります。
専用キットがあるときは自分で水垢落としをするのがいいかと思いますが、慣れておらず自力での作業に不安な場合は、業者にお願いするのも一案です。

コーティング後に自分で水垢を落とす際のポイント

初めてでも大丈夫!車の洗い方マニュアル

業者にお願いするのが手間もかからず便利ではあるけれど、費用を抑えるためにも自分で水垢を落としたいというユーザーさんもいるかと思います。
水垢は日常的に起こるものなので、出来れば気づいたときにササッと自分で落とせたら一番ですよね。

ここでは、コーティング後に自分で水垢を落とす際のポイントについてレクチャーします。

まずは水洗いしてみる

まずは何といってもコレ。とにかく水洗いを最初に行いましょう。
このときの様子で、どの程度のレベルで水垢落としの作業を行うかも見極めができます。

水洗いする際には、急激な水分蒸発を避けるため気温の低い時間帯や無風の日を選びましょう。

水洗いで水垢が落ちない場合は洗剤を!

単純な水洗いでは水垢が落とせなかった場合はカーシャンプーを使います。研磨剤の入っていない中性のものを使ってください。

洗剤の泡は、しっかりと水で洗い流すことをお忘れなく!泡が残っていると、新たな水垢汚れの原因になってしまいますよ!

洗剤でも落ちない場合は専用の水垢落としを!

洗剤で丁寧に洗ってもしつこく残る水垢があった場合に、ようやく専用の水垢落としの出番となります。
このときも研磨剤の入っていないものか、入っていても微粒子タイプのものを選ぶようにしてください。コーティング面を削り落としてしまう恐れがあるからです。

水垢落としを使う際は、なるべく目立たない場所にある水垢で、狭い範囲で使用感を確かめながら使ってください。

洗車後のポイント

丹念に愛車を洗い上げて水垢もスッキリ落としたあとも、まだ気を抜いてはいけません。
車体が乾く前に、しっかりとタオルなどで水分を拭き取りましょう!

ここがとっても重要なポイントです。日光に晒されている面が一番早く乾いてくるので、車体の上から下に拭くようにするといいでしょう。
大きな面は気をつけて拭くけれど、ミラーの下や窓ガラスの縁などは拭き残しがちだったりするので、ここも忘れないように!

変わった水垢の落とし方もある

食器洗い洗剤

一般的な水垢落としのコツや方法を知って頂いたところで、次は応用編です。ちょっと変わった材料を使った方法がいくつかあるので、それについてもお教えします。

もっとも手軽に用意できる、台所まわりのお掃除アイテムで水垢落としまでやってしまう方法です。

台所用洗剤は黒スジ状の水垢に有効

食器洗い用の台所洗剤は、車体にうっすらと入ってしまった黒スジ状の水垢に効果があります。
食器用洗剤は油汚れを落とすパワーが強いので、油分もふくまれている黒スジタイプの汚れに効力があるんですね。

お酢は窓ガラスに!

お次にお酢です。酢は窓ガラスにできたイオンデポジットを落とす効果があります。
酢に多量に含まれている酸性成分が水垢のアルカリ成分を中和し、溶解させるため、このような効果があります。

台所用洗剤やお酢の使用はおすすめできない

さて、ちょっと変わった方法での水垢落としについてお教えしたところではありますが、実はこれらはあまりおすすめできる方法ではありません。
特に注意すべき点がいくつかありますので、こちらもよく読んでくださいね。

洗剤成分が残って、かえって水垢の原因に!

台所用洗剤は車体用の洗剤に比べて泡ぎれが悪く、洗浄成分が車体に残りやすいです。それがまた新たな水垢をつくる原因となります。
できればカーシャンプーを使うのをおすすめします。

ゴムパーツやタイヤの劣化を早める

さらに台所用洗剤は基本的に油を分解するのが目的の成分構成のため、タイヤをはじめゴムでできたパーツ類にダメージを与えて劣化を早めてしまいます。

サーキットでの走行が趣味で、タイヤは頻繁に付け替えて新品と交換しているというような人以外にはおすすめできません。

お酢の酸性成分はボディの塗装を痛める

お酢もまた、正直車のお手入れにはおすすめできません。酸性成分がボディに付着すると、大切な塗装面を痛めてしまうんですね。

酸性雨が車体に悪いとも説明しましたが、お酢の原液となるともはやそれどころの話ではありません。窓ガラス以外の場所に絶対付着させない自信でもない限りは、やめておいたほうが無難かなと思います。

水垢を落とすのにおすすめの洗剤は?

SPECIAL ワンでミネラル系の汚れを徹底オフ!

イオンデポジット系の水垢に抜群の効果を発揮するのがこれ、『SPECIAL ワン』です!
ボディはもとより、ホイールやパネル境目の目地など細部の汚れ、鉄粉や地下水による黄ばみにも高い効果があり、瞬時に汚れを溶解してくれます。

スプレータイプなので広範囲に吹きかけることができ、水垢取りを効率良く行うことが可能です。

SPECIAL ツーで油系の汚れをスッキリ解消!

傷がつかない鉄粉除去剤

黒スジタイプの水垢を筆頭に、油系のしつこい汚れを落とすには『SPECIAL X-02』を!

スッキリ洗浄した後には、完璧に油分除去ができた真っさらな塗装面へと様変わりします。
コーティング前の下処理にも最適ですよ。

「SPECIALE ワン」と「SPECIALE ツー」の二つを使用すれば、水性と油性の両方の水垢を完全に除去することが可能です!

ベースメイキングシャンプーで定期的なクレンジングを!

ミネラルオフシャンプー

普段のお手入れ洗車におすすめなのが『ミネラルオフシャンプー』です。
ごく初期のイオンデポジットならこれだけで予防ケアできてしまう、洗浄効果もバッチリなカーシャンプーです。

コーティング皮膜を痛めることなく穏やかに洗い上げ、本来の光沢感を長期間維持するのにはもってこいの逸品です。
こちらもコーティング直前の洗浄にぴったりですので、ぜひお試しくださいね。

コーティング後に水垢を防ぐための対策

水垢落としについての重要ポイントを理解して頂いたところで、次に気をつけて欲しいのが「水垢を未然に防ぐための対策」についてです。

せっかく水垢を落として綺麗になったら、それをなるべく長く保てるようにしたいですよね。
ここではコーティング後に水垢を防ぐために有効な対策方法を解説します。

定期的に手洗い洗車する

これはもう基本ですね。まずは定期的な手洗い洗車をして頂くのが一番かと思います。
汚れがついている状態で放置するのが、車にとってはもっとも良くないのです。

水垢の原因となりそうな汚れにもいち早く気づいて対処するためにも、ぜひ手洗いを!

洗車機で洗車する

「手洗いは手間だし、そんな時間もスペースも確保できない!」という人は、機械式洗車機にお任せするというのも手です。
プログラムされたメニュー通りに自動で「水洗い→シャンプ洗車→水洗い」などの工程を行なってくれるので、とても便利。

ただし、洗車機を利用する際にはコーティングの施工元に「洗車機を使って問題ないかどうか」を確認してくださいね。洗車機使用をしてはいけないコーティングの場合もあり、保証の対象外となることもあるので要注意です!

洗車の専門業者を利用する

これはそんな頻繁に活用はできないかも知れませんが、洗車専門の業者に委託して車体を磨いてもらうという方法もあります。
費用はかかりますが、なんといってもプロの手による完璧な仕上がりが期待できます。
自分では落としきれなかった水垢や汚れも解消できるのは、専門のプロならでは。

素人では詳しく分からない、コーティング後のメンテナンスについて相談できるのも嬉しい。日頃、たくさん走ってくれている愛車へのご褒美としてもいいのではないでしょうか。
こちらも利用する際には、まずコーティングの施工元への確認を。

車のコーティングの種類を変えてみる

いつも定番にしているメーカーや種類などにこだわりすぎず、違うものを試してみるのもいいかと思います。コーティングには、ワックス・ポリマー加工・ガラスコーティングなどがあります。

もしお値頃なコーティング剤で妥協をしているのなら、効力重視で本当に質の良いものに変えるのも有効な方法ですよ。

ガレージなどの屋内で駐車をする

マンション住まいなどの方は地下駐車場の場合もあるかと思いますが、やはり車を外気に晒しっぱなしにしないというのが本当は理想的です。
とはいえ、ガレージのような環境が用意できない人の方が多いかと思います。そのようなときは、上記の対策を組み合わせて水垢を防ぎましょう!

水垢落としを業者に依頼するとかかる料金の相場は?

シートクリーニングの料金

専門の業者に水垢落としを依頼すると、どの程度の費用がかかるのでしょうか?
業者以外にも、ディーラーで頼んだりガソリンスタンドでお願いすることもできます。
それぞれの違いについても解説しますね。

ディーラーの料金相場は2000〜6000円程度

車の購入店舗や同系列の提携店舗で依頼する場合です。ディーラーであればついでにちょっとしたメンテナンスもやってもらえたりと、かかりつけの主治医に診てもらうような感覚でお願いできるのもメリット。

ただし、外車系ディーラーの場合は費用もそれなりに高額だったりするので、定期点検の際にまとめて依頼するなど割安になるタイミングがあるかについても担当者に聞いておくといいかと思います。

ガソリンスタンドの料金相場は5000〜1万5000円程度

ガソリンスタンドの場合は外部業者のコーティング剤と水垢落としのセットになっている場合が多いので、ディーラーなどより割高になります。

メリットとしては自宅から近場の店舗を選べたり、日頃ガソリンを入れに寄って従業員の働きぶりを確認することができるのも安心のポイントですね。

コーティング業者の料金相場は7000〜1万5000円程度

専門業者もガソリンスタンド同様、水垢落としを単品で行なっているケースはあまりなく、コーティングなどとのセットになっているのが多いようです。

専門の業者に依頼するのが、やはり一番費用はかかります。しかしその分、完璧な仕上がりが期待できるので、とにかく仕上がり重視!という方にはおすすめ。

水垢対策のためのコーティング業者選び

大体の費用感が分かったら、次は業者選びです。どんな点に注意して選べばいいいのでしょうか?

保証条件や期間が充実している業者を選ぶ

優良な業者は、ユーザーのことを大切にした保証条件や期間を設定してくれていますので、そこを重視して選びましょう。
最初に条件や内容についての説明をしっかりとしてくれるかどうかも見極めのポイントです。
まずは電話などで問い合わせをして、確認すると安心ですよ。

しっかりとした施工をしてくれる業者を選ぶ

ほとんどの業者はきっちりと仕事をしてくれるのが当然とはいえ、中には避けた方がいい業者もいます。
依頼してみたものの、実はコーティングがそんなに得意ではない業者だったということも。

業者によって得意分野や力を入れている施工メニューも違いますので、事前に情報をしっかり調べておくといいかと思います。

丁寧な説明やアドバイスをしてくれる業者を選ぶ

最後に、これも重要なポイントです。施工後の自宅でのセルフメンテナンスやアフターケアについての的確な説明をしてくれる業者であればなおベストです。

日々、多くの車のお手入れをしているプロからのアドバイスは非常に参考になるものです。
業者に依頼する場合は、臆せずどんどん質問して自分のお手入れスキルも向上させましょう!

自分で行う場合のコーティングのやり方は?

業者に依頼するのが確実だけど、費用も抑えたいし、信頼できる業者がなかなか見つからないという場合には、自分でコーティングするという方法もあります。

セルフコーティングの手順や具体的な方法についても解説します。
今回は一般的な方法である「ワックスを使ったコーティングのやり方」についてお教えしますね。

①まずは洗車!

ワックスコーティングを始める前に、まずは車体を綺麗に洗車します。
洗車後はしっかり拭きあげて、水分を一切残さないように気をつけましょう。

②ワックスを塗る

車体が綺麗になったらワックスを塗っていきます。固く絞ったスポンジにワックスを1〜2回ほどクルッと取り、ボディに縦→横→縦の順に、ドアは縦方向に、塗り残しのないように塗りこんでいきます。
一度にベッタリつけるとムラになるので、少量ずつ丁寧に伸ばしていきましょう。
(ガラス面につけないよう注意!)
このとき力を入れ過ぎると、ボディの塗装面などに負荷がかかってしまうので、強くこすらないようにしてください。

③ワックスが乾ききる前に拭き取る!

全体にワックスを塗り終わったら、表面が白く乾燥するまで待ちます。
その後、乾ききる前に清潔なネル布で拭き取っていきます。

さらに1時間ほど乾かし、ワックスが完全に乾いたら再度、極細繊維の布で拭き、塗りムラをなじませれば、完了です!

最初の洗車も含めると、それなりの時間がかかる作業ではあるので、時間にゆとりがあるときに行いましょう。
できれば屋内がいいですが、屋外でする場合は雨や雪が降らないタイミングを選んでくださいね!

効果の高いコーティング剤は何?

「セルフでの方法は分かったものの、どのコーティング剤を選べばいいか分からない!」そんな人におすすめのコーティング剤をご紹介します。

編集部でダントツの高評価を得ているのが『SPECIALE グロスブースター』です。
このコーティング剤、本当にスグレモノなんです。

少々手間のかかるワックス仕様とは異なり、スプレー式なのでスピーディーに施工でき、なおかつ初心者でも失敗の心配ナシ!
この利便性、さすがプロのコーティング業者によって開発されたというだけあります。

スプレー式で誰でも手軽に施工できる利便性を備えつつも、高い光沢性・対スクラッチ性能・防汚性能を兼ね備えています。
ほかではちょっとお目にかかれないような逸品ですので、ぜひ一度お試しされてはいかがでしょうか?

高性能で扱いやすいものを選ぼう!

スペチアーレ グロスブースター

水垢を完全に取り除いた下地に「SPECIALE グロスブースター」を使用することで、防汚性能や耐スクラッチ性能、優美な光沢を手に入れることができます。

そのため、高い水垢防止性能をボディに与えることが可能となります。また、スプレー式で作業も楽に行うことができます。

コーティング後はしっかりと水垢対策を!

今回は水垢の原因や対策方法、おすすめのコーティング剤などについて解説をしましたが、いかがでしたでしょうか?
プロの業者に施工を頼む方法から、自分でケアする方法までを網羅しました。
今までしつこい水垢に悩まされてきたというドライバーさんは、是非参考にしてくださいね!

そして専用の上質なコーティング剤を使うことは、愛車を細かな傷や汚れから守るためにも重要です。
コーティングをしているかどうかで、その後の水垢のつき具合やお手入れのしやすさも全く違ってきますよ。
また、水垢落としに有効な専用洗剤を賢く選ぶのも見逃せないポイントです。

車を綺麗に保つには、日頃のお手入れとコーティング後の水垢対策が大切です。
水垢をしっかり対策して、いつまでも綺麗な愛車で快適なドライブを楽しんでくださいね!

車のコーティング後に水垢ができる原因と対策

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