洗車の仕上げで「タオルなんて何でもいい」と思っていませんか?
実は、タオル選びひとつで仕上がりの美しさも効率も大きく変わります。
普通のバスタオルや雑巾を使うと、吸水力が足りず拭き残しやムラが出るだけでなく、塗装に細かなキズを付けてしまうことも…。
一方、洗車専用のマイクロファイバータオルを使えば、軽く拭くだけで水滴を一気に吸収し、ボディを傷から守りながらスピーディに仕上げることができます。特に大判タイプのバスタオルなら、SUVやミニバンも数分で拭き上げ完了。
この記事では、洗車に最適なタオルの種類・選び方・お手入れ方法をプロ目線で徹底解説。さらに、実際に施工現場でも使用している SPECIALEマイクロファイバータオルも紹介します。
タオル選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
洗車に専用タオルが必要な理由

「家にあるバスタオルや雑巾で拭けばいいのでは?」と思う方も多いでしょう。
しかし、普通のタオルを使うと塗装を傷つけたり、拭き残しで仕上がりが悪くなる原因になってしまいます。
ここでは、なぜ洗車には専用タオルが必要なのかを解説します。
普通のタオルや雑巾がNGなワケ
- 繊維が粗くキズをつけやすい
綿タオルや雑巾は繊維が太くループ状になっており、砂やホコリを巻き込みやすい構造です。
そのままボディを拭くと、細かな砂粒を引きずってしまい、洗車キズの原因になります。 - 吸水性が低い・ムラが残る
一般的なタオルは吸水力が弱く、拭いても水滴を伸ばしてしまうことが多いです。
その結果、水垢やシミが残りやすくなり、せっかくの洗車が台無しに。 - 毛羽や糸くずが残る
乾いた綿タオルを使うと毛羽立ちや糸くずが出やすく、ボディや窓に残って見た目が悪くなります。
専用タオルを使うメリット
- 塗装を守りながら水分を一気に吸収できる
マイクロファイバークロスは繊維が極細で柔らかく、塗装にやさしいのが特徴。
さらに吸水性に優れており、軽く押し当てるだけで水分をしっかりキャッチします。 - 拭き残しやムラを防げる
専用タオルは水分を繊維の隙間に取り込み、ボディ表面に残さないため、仕上がりが均一で美しい状態に。 - 用途ごとに使い分けられる
ボディ・窓・ホイールなど部位に応じてタオルを分けることで、砂や鉄粉によるキズを防止。
結果的に愛車を長期間美しく保てます。
洗車用タオルの種類と特徴

洗車専用タオルといっても、素材や構造によって特徴は大きく異なります。
ここでは代表的な3種類「マイクロファイバークロス」「セーム革」「PVAタオル」を紹介します。
マイクロファイバークロス
もっとも一般的で万能に使えるのがマイクロファイバークロスです。繊維が髪の毛の100分の1という極細構造になっており、吸水性と速乾性に優れています。
軽い力で拭き取れるため、塗装面を傷つけにくく、初心者からプロまで幅広く愛用されています。
拭き上げだけでなく、ガラスや内装の清掃にも使える万能さが魅力です。
セーム革(天然・人工)
セーム革は古くから洗車用に使われてきた素材で、高い吸水性が特徴です。天然セームは柔らかくフィット感に優れますが、手入れに注意が必要。一方、人工セームは扱いやすく乾きにくい特性があり、初心者でも使いやすいでしょう。
ただし、セームはゴシゴシ擦るのではなく「水分を吸わせる」感覚で使用するのがポイントです。
PVAタオル
PVA(ポリビニルアルコール)素材のタオルは、非常に高い吸水性を持つのが特徴です。拭いたときに繊維が残りにくく、ムラのない仕上がりが可能です。
ただし、乾燥すると硬化してしまうため、使用時には水に浸して柔らかく戻してから使う必要があります。
それぞれにメリット・デメリットがあり、状況や好みに応じて選ぶのが理想です。
効率性・塗装への優しさ・お手入れのしやすさを総合的に考えると、多くのユーザーにはマイクロファイバークロスが最もおすすめです。
洗車用タオルのサイズと使い分けのポイント
洗車用タオルは「大判」と「通常サイズ」で役割が変わります。自分の車の大きさや用途に合わせて選ぶことが、仕上がりと効率を大きく左右します。
大判タオルのメリット(時短・SUV向け)
- 一度で広範囲を拭ける → SUVやミニバンのルーフも効率的
- 優れた吸水力 → 水滴を残さず一気に仕上げ可能
- 摩擦を減らせる → 軽い力で拭けるため、塗装にやさしい
「拭き残しが気になる」「作業時間を短縮したい」という方には、大判タオルがおすすめです。
通常サイズのメリット(細部仕上げ向け)
- 小回りが利くため、ドアノブやミラー周りなど細かい部分に最適
- 絞りやすく扱いやすい
- 部位別に使い分けやすい(ボディ用・ガラス用など)
部位別で使い分けるのがベスト
- ボディ全体 → 大判バスタオル
- ガラス・窓 → 通常サイズのクロス
- ホイール → 専用クロス(鉄粉が多いので分けるのが必須)
「1枚ですべて済ませる」のはNG。同じタオルでホイールを拭いた後にボディを触ると、鉄粉でキズが入るリスクがあります。
洗車用タオルのお手入れ方法
どんなに良いタオルを使っても、手入れを間違えるとすぐに劣化し、吸水力も落ちてしまいます。
- 洗い方:中性洗剤で洗濯ネットに入れて洗う
- 避けたい行為:柔軟剤(吸水力低下)、乾燥機(熱で繊維が劣化)
- 干し方:風通しの良い場所で陰干し
- 長持ちのコツ:複数枚を用途ごとに分けて使う(ボディ用・ホイール用)
正しくお手入れすれば、プロ仕様のタオルは繰り返し使えて長持ちします。
プロがおすすめする洗車用タオル
ここからは、当店で実際に施工現場でも使用している SPECIALEシリーズの洗車タオル をご紹介します。
SPECIALE 高吸水マイクロファイバーバスタオル(60×120cm 大判)
- 60×120cmの大判サイズでSUVやミニバンも楽々拭き上げ
- 超極細マイクロファイバーが水滴をしっかりキャッチ
- 軽い力で引くだけで拭きキズを防ぎながら時短仕上げ
- 洗って繰り返し使える高耐久仕様
プロの現場でも実際に使われている拭き上げ用タオルです。特に「拭き残しが減った」「洗車が楽しくなった」とリピーターも多い人気商品。
▶︎商品ページ
SPECIALE マイクロファイバークロス(5枚セット)
- 世界の東レが特許を持つ極細繊維を使用
- ボディの汚れもやさしく拭き取り、洗車用として万能に活躍
- ブレーキダストや鉄粉が気になるホイールにも安心して使用可能
- あえて黄色にすることで、砂や汚れの付着を目視で確認しやすく、キズ防止にも役立つ
5枚セットなので「ボディ用」「ホイール用」と用途を分けて使うことができ、洗車初心者からプロまで安心して利用できます。
▶︎商品ページ
まとめ
洗車用タオルは、仕上がりを左右する最重要アイテムです。
- 普通のタオルや雑巾はNG
- 用途に合わせてサイズ・素材を選ぶ
- 正しいお手入れで長持ちさせる
そして確実に仕上げたいなら、プロが現場で実際に使うタオルを選ぶのが一番安心です。
拭き上げの正しい方法については、こちらの記事もどうぞ
