洗車の拭き上げのポイントをプロが伝授!おすすめアイテムで車を美しく

洗車の後の拭き上げ作業は、車を長く美しく保つために不可欠なステップです。
このシンプルな作業が、車の塗装を水垢やシミから守り、長期間にわたって車の輝きを維持する鍵となります。

しかし、正しい拭き上げ方法を知らずに行うと、逆に塗装面を傷つけてしまうことも。
この記事では、プロの洗車技術者が推奨する、正しい拭き上げ技術とおすすめの拭き上げ用品をご紹介します。
正しい知識とツールで、あなたの愛車を最適な状態に保ちましょう。

目次

洗車の拭き上げはなぜ重要なのか?理由は2つ!

洗車の拭き上げは少し面倒に感じるかもしれませんが、洗車の中でも重要な作業になります。
その理由は大きく分けて2つあります。

洗車後の汚れをつきにくくすることができる

拭き上げを適切に行わないと、残った水分が汚れを引き寄せ、車がすぐに汚れてしまいます。
特に、水滴には汚れが付着しやすく、これが駐車中だけでなく走行中にも影響を及ぼします。

その結果、洗車の効果が短時間で失われ、車が早く汚れる原因となります。
さらに、車の特定の部分に水分が残ると、サビの発生にもつながることがあります。

したがって、洗車後の拭き上げは徹底して行うことが重要です。

水垢とシミの防止

洗車後の適切な拭き上げは、水垢やシミを防ぐために重要です。

水垢は蒸発した水分に含まれるミネラルが原因で、塗装面に白い斑点として残ります。
また、残った水滴は太陽の熱で塗装を損傷することがあります。

このため、洗車後は速やかに全ての水分をマイクロファイバークロスや吸水タオルで軽く押し当てるようにして拭き取ることが効果的です。

洗車の拭き上げおすすめ用品「マイクロファイバークロス」

洗車後の拭き上げをするのに何を選ぶかがとても重要です。
ポイントは、クロスの材質が優れた吸水性を持ち、かつ塗装面を傷つけない素材である事です。

マイクロファイバークロス

マイクロファイバーは非常に細かい繊維でできており、水分を素早く効率的に吸収します。
また、その柔らかさが塗装面を儷るのを防ぎます。

マイクロファイバークロスは、汚れを車の表面から引き離しながら優しく拭き取ることができ、スクラッチのリスクを最小限に抑えます。

シャモアレザー

シャモアは天然素材で作られたクロスで、非常に柔らかく、大量の水分を吸収する能力があります。
シャモアレザーは特に大きな水滴を素早く吸い取るのに適していますが、使用前には十分な水で濡らして柔らかくしておく必要があります。

セームスキン

これも天然素材で、シャモアと似ており、柔軟性と吸水性に優れています。セームスキンは優れた仕上がりを提供し、特に繊細な塗装面に適しています。

拭き上げ用のクロスを選ぶ際には、クロスが車体に直接触れるため、クロスの品質によっては塗装に細かなキズがつく可能性があることを念頭に置く必要があります。
また、使用後はクロスを綺麗に洗ってよく乾かすことが重要です。

拭き上げにおすすめのマイクロファイバーバスタオル

ここでは、当店でも使用している洗車後の拭き上げにおすすめの商品を紹介します。

洗車用バスタオル

SPECIALEのマイクロファイバータオルは

  • 毛足が長いため、軽い力で拭き取ることができる。
  • 抜群の吸水性で洗車時の水の拭き上げに最適
  • 大判なので仕上げ作業の効率向上

という特徴があり洗濯もできるのでぜひ使ってみてほしい洗車拭き取り用タオルです。

洗車の拭き上げ時のキズ防止対策と拭き方

洗車後の拭き上げ作業では、車の塗装を保護するため、柔らかくて高品質のマイクロファイバークロスを使うようにしてください。クロスは軽く車体に当て、強く押し付けずに動かすことが重要です。
これにより、微細なキズのリスクを減らせます。

また、クロスが汚れていたらすぐに清潔なものに交換することも重要なので、クロスは数枚準備すると良いです。

拭き残しを防止するための拭き方のポイント

① 拭き上げは一方方向が鉄則

洗車は日差しの強い日は避けるべきですが、水洗いした直後に一番日差しの当たるルーフから拭き上げを始めます。
上から下へという流れを守るとともに、一方方向の拭き上げが鉄則という点も覚えておきましょう。

大きな車の場合は、パーツごとに区切って拭き上げをするようにして下さい。
拭き上げする面積のなかで高い方→低い方へ拭いていきます。

水分が下へ流れ落ちるので、蒸発する前に拭きとることが目的だからです。
そうすれば、水アカなどの心配も軽減されます。

②優しい力加減で

ボディ部分を一方方向で拭いても、マイクロファイバークロスを使っても、ゴシゴシとやっては意味がありません。
優しい力加減で拭くようにして、ボディを傷つけないようにしてください。

③窓の拭き上げも上から下へ

窓を拭く時も上から下げが基本的なルールです。
窓やミラーのような滑らかな表面は、特に拭き残しが目立ちやすいため、二度拭きを行うと良いでしょう。
最初は大まかに水分を取り除き、二度目は細部まで注意深く拭き取ることで、水滴や汚れの残りを最小限に抑えることができます。

④ルーフは手前へクロスを引きながら拭く

高い位置にあるルーフの拭き上げは辛い作業になりがちです。
脚立を使うと楽になりますが、拭き上げに関してはマイクロファイバータオルなど大判のクロスを用意し、広げたクロスをルーフに乗せます。
そして両端を持って手前に引くようなやり方で拭き上げを繰り返していくと作業負担が軽減されます。

あまり見えないからと雑にするのではなく、ルーフもしっかり拭き上げます。

マイクロファイバークロスの使い方!

マイクロファイバークロスは、一度濡らしてから使うのがコツです。
乾いたままで使うと水分をうまく拭き取れないということが起こる可能性があります。
使う前に全体を水に浸し、硬く絞ってから使うようにしてください。

拭き上げができていないと起こりえるリスク

拭き上げの重要性は、以下であることを述べました。

  • 洗車後、汚れをつきにくくすることができる
  • 残った水分が水アカになるのを避ける

念入りにしたつもりでも拭き残しがあるなどの場合、どのようなリスクがあるのでしょうか?
それが、「ウォータースポット」や「イオンデポジット」というトラブルです。
ウォータースポットとは、ボディについている水滴がレンズの働きをすることで日差しの熱を集め塗装面を焼いてしまう現象です。
一方、イオンデポジットはボディに白いマークをつくってしまう原因ですが、これは洗車に使う水道水が蒸発する際に、含まれているミネラル成分が残ってしまう状態です。

洗車の拭き上げに関するよくある質問と回答

洗車の拭き上げに最適なタオルは何ですか?

最適なタオルはマイクロファイバークロスです。このタイプのタオルは吸水性が高く、表面が滑らかなため、車の塗装を傷つけることなく効果的に水分を拭き取ることができます。

洗車後に拭き上げを怠るとどうなりますか?

拭き上げを怠ると、水滴が残り、これが乾燥して水垢やシミの原因になります。
また、残った水分が汚れを引き寄せることで、車がすぐに汚れてしまうこともあります。

洗車機を使った後も拭き上げは必要ですか?

はい、必要です。洗車機でも完全に水分を取り除くことは難しいため、手作業での拭き上げが推奨されます。これにより、水垢の形成を防ぎ、車の塗装を保護できます。

拭き上げ用のタオルの手入れ方法は?

使用後はタオルをきれいに洗い、完全に乾燥させてから保管してください。
柔軟剤が吸水性を低下させる可能性があるため、使用しない方が無難です。
また、タオルが破れたり、吸水性が低下したりした場合は新しいものに交換することが重要です。

洗車の拭き上げまとめ

洗車の拭き上げは、車の見た目を保つだけでなく、塗装の保護にも重要です。
適切なクロスを使用し、正しい方法で水分を拭き取ることが、水垢やシミを防ぎ、車を長持ちさせる鍵です。

毎回の洗車後に丁寧な拭き上げを心がけあなたの愛車の美観を維持しましょう。

拭き上げ方法

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