洗車に手袋をする派?しない派?手袋をつけるメリットや種類を紹介

洗車に使う手袋。”する派”、”しない派”と分かれることがありますが、皆さんはどちらでしょうか?
手袋をつければ手荒れを防いだり、冬の寒い時期に手がかじかむことなく洗車を行なうのに役立ちます。

記事では、手袋を使うメリットを改めて確認するとともに、洗車に使える手袋の種類の紹介などについて解説します。

目次

洗車に手袋をする理由とメリット

「手で洗った方が細かい部分を含めてしっかり汚れを落とせそう」
車の大切なメンテナンスである洗車は、手洗い、洗車機利用で行なうことができますが、洗車機を使うと、車の細かいところまで綺麗にできないと考える手洗い派のカーオーナーの皆さんがいます。
また、ガラスコーティングを施工したことから優しい手洗いをしたい、コーティングをしていなくても、洗車によってキズをつけたくないという方もいます。

そこで、洗車を手洗いでするという選択をする方が一定数います。
洗車の正しいやり方を知り、自分の手で車がみるみるうちに綺麗になっていくことに快感を感じます。愛車に対してのこだわりが増す瞬間ではないでしょうか。

さて、手洗い洗車を行なうときに手袋を使うか?という点が挙がることがあります。
手袋をつけることにはどのような理由があって、何のメリットがあるのか?ここで、改めて確認してみましょう。

洗車による手荒れを手袋で避ける

洗車をするメリットは様々です。
普段の生活のちょっとした用足し、駐車をしているだけでもホコリやチリ、雨に降られることによる汚れ、または虫の死骸、花粉、泥汚れや黄砂などなど、洗車をしても車はすぐに汚れるものです。これは、自動車を持つ以上、仕方のないことだと言えます。
そこで、こまめな洗車が必要になってきます。洗車によって、車を綺麗にするだけでなく、愛車のコンディションを整えることができます。早め早めに汚れを取り除くことで、汚れの種類による塗装面の損傷などを防ぐことができるからです。

手洗い洗車を行なうとき、水洗いだけの洗車、そしてカーシャンプーを使う方法があります。

手が水に触れ続けるために手荒れが起こります。また、カーシャンプーは研磨剤が含まれていたり酸性、アルカリ性のものが多く販売されています。中性のタイプを選ぶこともあると思いますが、食器用洗剤で洗車ができるといったことも聞かれます。手で食器洗いをするときの手荒れの悩みは洗車でも起こります。植物性の洗浄成分が含まれるものもあるものの、洗剤を使えばやはり手荒れゼロとは言えないのです。

手袋を使えば手荒れを避けることができますが、これが1番のメリットと言えるでしょう。
皮膚が弱い方であれば特に、毎回の洗車で手袋を使うことで手荒れを最大限防ぐことができます。

怪我リスクを避ける

1台の車は色々な部位、パーツからできています。小さなネジなどを含めると、その数約3万個とも言われるほどです。
ボディやルーフなど面積の大きい面だけでなく、細かな部位や鉄板の角などがあり、素手で洗車をすれば手や指を切ってしまうリスクがあります。
しかし、手袋をはめて洗車の作業を行なえば怪我のリスクを避けることができます。

防寒対策に

夏はともかく、寒い時期にも避けられない洗車。冬の洗車ほど辛いものはありません。屋内でできればまだ良いですが、屋外だとかなりキツくなります。手がかじかみ、洗車が億劫になったりで、そのため洗車の頻度が減ってしまうことはありませんか?
そこで、洗車を冬にするときに手袋をすれば防寒になります。手を寒さや冷たい水から守り、寒い季節の洗車を楽にしてくれます。防寒という意味では、濡れた手からの蒸発熱(気化熱)を防ぎ、手が冷たくなることを避ける目的にも有効ということが言えます。

洗車に使える手袋の種類とは?

それでは、手袋にはどのようなものがあるのか紹介していきましょう。

ニトリル手袋

食品製造の現場でよく見る手袋がニトリル手袋と言われるものです。
ニトリル手袋はニトリルゴムという石油系合成ゴムからできており、着脱がしやすい粉つき、粉のついていないパウダーフリーの2種類があります。
コロナウィルスによるパンデミックもあり、使い捨ての手袋がこれまで以上に使われています。ニトリル手袋も使い捨て手袋のひとつで、業務用にも重宝されています。
ニトリル手袋の特徴としては、ポリエチレンなどと比べて強度、耐油性や耐摩擦性が高いこと、また100枚入りで1,000円台ということでコストが比較的安価なことなどが挙げられます。そして伸縮性と作業性も良いことから、洗車に使う手袋のひとつとして使われます。

ゴム手袋

天然ゴムラテックスからできているのがゴム手袋です。薄手と厚手、また裏起毛のタイプ、肘までカバーするロングタイプのものもあります。カラフルなカラーから選ぶこともできる種類です。

ひとつ注意すべき点は、天然ゴムラテックスの成分から起こるアレルギー性です。長時間の使用により、ラテックスアレルギーを発症すると、皮膚の痒みや炎症などの軽症、重度になると結膜炎など、さらにひどい場合はアナフィラキシーが起こります。

ボディ専用マイクロファイバー加工手袋

マイクロファイバーが加工されたグローブは、素早くボディを洗いたいときに便利です。
マイクロファイバーは細かい繊維でとても柔らかく吸水性と速乾性に長けています。
この手袋をつけ、手袋自体で洗車をするという利便性があります。

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ムートングローブ

ムートンという名前からも分かるとおり、ムートングローブは仔羊の毛でできている手袋です。手を入れて使うタイプであり、力の入れ加減を調整しやすくなります。また、手のひら全体で洗えるので作業効率が高くなります。

ムートングローブを使用する際は、絡まった毛のなかに砂やホコリを巻き込ませないようにする必要があります。

メリットとデメリットを抑えた上で、これら4タイプが洗車に使える手袋になります。

さて、夏には手袋をしなくても、寒い季節にはするという人もいます。
そこで、冬の洗車におすすめの手袋もみていきましょう。

冬の洗車におすすめの手袋

「これから寒い季節になっていくので、洗車用に手袋を買いたい」
「年末の大掃除と同じで、綺麗に洗車した車で新年を迎えたい」

直接水に触る洗車だけでなく、車を綺麗に仕上げる吹き上げの作業まで、冬の洗車は億劫になりがちです。
水の代わりにお湯を用意すれば手荒れも進んでしまいます。

寒い地域であれば、なおさらではないでしょうか?そこで、夏には手袋をしなくても、寒い季節にはするという人もいれば、夏場は利用しない洗車機を冬場だけ利用するというパターンにする人もいるようです。

手を冷たさから守り、防寒の機能が備わった手袋で寒さ対策をしましょう。そのためには、冬には冬用の洗車手袋を選ぶことをおすすめします。

冬用の洗車手袋には、「防寒用洗車手袋」です。
裏起毛になっているもの、多層構造で作られているもの、完全防水などの機能が揃っています。これらのタイプは洗車だけでなく、冬場の雪下ろしや雪かきにも使える便利な手袋です。

洗車に手袋まとめ

これまでも手袋をつけてきた方、これから使ってみようかなという方、手袋使用について洗車へのメリットはありましたか?
適切な手袋を選べば、年間を通して特に冬場でも洗車が捗ります。季節で使い分けをしたり、あまりにも寒い冬の年には、ニトリル手袋の上に裏起毛のゴム手袋を使うなどもアリなのではないでしょうか?

洗車用手袋

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