洗車の順番を押さえよう!汚れ具合にも配慮

皆さんはご自分の車をきちんとメンテナンスしていますか?
メンテナンスと聞くと、特別な知識や技術が必要で、車について詳しくない方は敬遠しがちかもしれません。

そんな方達はまず洗車から始めてみることをおすすめします。

パーツの交換や複雑なカスタムは難しいと思っている方でも、車のメンテナンスの基本である洗車であれば、車に詳しくない方でもお手軽に行うことができます。

洗車なんて簡単で適当に水をかけてシャンプーで洗えばいい、と思う方もいると思います。
しかしそんな洗車にも実は、洗っていく基本の順番があるのをご存知でしょうか?

せっかくお気に入りの愛車を自分で手洗い洗車しても、洗車の順番が間違っていたら効果が半減したり、何度も洗い直したり、拭き上げなくてはいけなかったりします。

きちんとした順番を守って洗車を行うことで、愛車に傷をつけることもなく、細かいところまで綺麗に汚れを落とすことができますよ。

今回は、自分で洗車をする際に知っておきたい洗う順番と、その理由について解説していきます。

洗車の流れを知っておこう!

洗車と聞くと、車に水をかけてシャンプーで洗い流すだけ、と思っている方もいるかもしれません。
しかし、普段何気に行なっている洗車にも、実は基本的な順番があるのです。
ここでは、自分で車を洗う時に知っておいてほしい基本的な洗車の流れを紹介しましょう。

まず、洗車を始める時に一番最初に取り掛かる部分はタイヤとホイールです。
そして、車体の上の部分であるルーフから洗い始め、ボディの下へ向かって洗っていき、汚れをしっかり落とすことができたら水分を残さないように拭き上げます。

車内清掃も同時に行う場合は、洗車をして拭き上げまで終わってから行うようにしましょう。
ドアの隙間などの洗車時の水分が入り込んでしまうので、車内清掃を行う時に同時に拭き上げを行うと効率的ですよ。

また、ボディの洗車にかける時間と、拭き上げにかける時間は同じくらい必要で重要なポイントです。
なぜなら、水滴をしっかりと拭き上げられなかった場合、イオンデポジットなどが発生してしまい、せっかく洗車をしたのに白い跡などができてしまい、また汚れてしまうからです。

イオンデポジットは、ボディに残った水滴が蒸発することで、水分に含まれた汚れなどだけがボディにこびりつき、ボディに残ってしまう白い輪状の跡のことです。

せっかくの洗車が無駄にならないように、水滴を残さずしっかりと拭き上げを行うことが大切です。

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タイヤとホイールを初めに洗おう

タイヤの洗い方

洗車を行う基本の順番を紹介しましたが、それぞれ部分ごとにも洗う順番があります。
はじめに、タイヤとホイールについての洗車の順番を解説します。

洗車の基本の順番として、まず最初にタイヤとホイールから洗います。
タイヤとホイールには、ブレーキパッドやローター粉、泥やホコリなど頑固な汚れが付着しやすいので、ボディを洗う前に落としてしまいましょう。

タイヤとホイールに優しく水をかけて汚れを落としていきます。
ブレーキローターは錆びやすいので、水の勢いを弱めに設定し、水が頻繁にかからないよう優しく水洗いし、泥などの汚れを落としていきましょう。

その後、シャンプーとスポンジを使って細かい箇所を洗います。
タイヤに洗剤がついたままだと、ゴムの劣化に繋がるので注意してください。
普通に洗車する場合、タイヤとホイールにかかる時間は10分程度なのであまり気にしなくても問題ありません。

タイヤとホイールを洗う時のポイントは、洗い終わった後の拭き上げ作業を、車全体の洗車が終わった最後に行なうことです。
先にタイヤとホイールを拭き上げても、結局ボディを洗った時に水分が落ちたり流れたりしてしまって、結局また拭き上げなくてはいけなくなるからです。

タイヤとホイールを最初に洗う理由

洗車をするときの基本の順番は上から下へ向かって洗っていくことです。
それなのになぜ、タイヤとホイールを先に洗った方がいいのだろう、と思った方もいるかもしれません。

その理由は、車の足元であるタイヤとホイールには、泥やホコリ、油脂系の汚れやブレーキパッドやローター粉が付着しやすいからです。

付着した汚れを落とそうと水を流した時に、ボディに泥などが飛び跳ねてしまうことがあります。
そうなると、せっかくボディを綺麗に洗っていても、泥などの汚れが飛び散ってしまったら、再度洗わなくてはいけなくなって二度手間になってしまいます。

ですので、そういった二度手間を避けるためにも、洗車の基本の順番として、ボディを洗う前にまずはタイヤとホイールを洗うことから始めてください。

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ボディを洗う順番を紹介!

ボディの洗車

タイヤとホイールを洗い終わったら、次はいよいよボディの洗車に取り掛かります。
ここでは、具体的なボディの洗う順番を解説します。

ボディを洗うときのポイントも、基本は上から下へ向かって洗っていくことです。
ルーフから洗い始め、窓ガラス、ボンネット、トランクの順番で洗っていきます。
その後、車体の側面、バンパーの順番で洗います。

ボディの下部を洗うと泥などの汚れがスポンジに付着してしまい、汚れを拡散させてしまうので、下部を洗うときはスポンジをこまめに洗いながら洗車するといいでしょう。

まずは、ボディの上(ルーフ)から水をかけていき、傷の元となるホコリや汚れを水で洗い流して落としましょう。
いきなりスポンジでこすったり、高圧水流やジェットを多用すると、小石や砂がついていた場合ボディが傷ついてしまうことがあるので、注意してください。

水でホコリやゴミを洗い流したら、次はカーシャンプーを使ってスポンジで洗っていきます。

カーシャンプーにも様々な種類があり、メンテナンスシャンプーや、傷消しシャンプーなど様々な種類があるので、車のコーティング状態やボディの色によって使い分けてください。

ボディの洗車時のポイントとして、気温が高い場合や直射日光が当たる時間帯は、シャンプーで洗った箇所からこまめに水で流すことをおすすめします。
なぜなら、水分と同様、シャンプーが乾いたときにもボディに跡が残ってしまうからです。
ですので、全体をシャンプーで洗う前に部分ごとに水で洗い流すことにも注意が必要です。

ボディに洗車の順番がある理由

ボディを洗車していく時にも順番があるのには理由があります。

ボディの汚れを落とすために、水をかけていくと、汚れが水で流れていきますよね。
当然、その汚れを含んだ水は上から下に向かって流れていきます。
そうすると、先にサイド部分やボディの下部を洗ってしまうと、上部の汚れが水と一緒に流れてしまって、汚れが付着してしまいます。

結果、先に洗ったサイド部分やボディ下部を再度洗わなくてはいけないという二度手間が発生してしまうのです。
そういった洗車の二度手間を防ぐためにも、ボディを洗う時も上から順番に洗っていくことに注意してください。

具体的には、ルーフから洗い始め、窓ガラス、ボンネット、トランク、サイド、ボディ下部です。
洗車の基本の順番である上から下へ向かって洗うことを頭に入れて洗車することで、二度手間などの無駄が省けて効率よく洗車できるようになりますよ。

窓を順番に沿って拭き上げよう!

窓の洗車

窓ガラスの拭き上げも窓を拭いていく順番を意識することで、拭きムラになりにくい方法があります。
ここでは、拭きムラになりづらい窓の拭き方を紹介します。

拭きムラになりにくい順番は、まず最初に窓枠に沿って全体を一周するように拭いていくことです。
窓枠を拭き終わったら、窓ガラスを上から下へ拭きながら全体を拭いていきます。
そして最後に、落ちた水滴がたまりやすい窓下部を拭いて完了です。

ガソリンスタンドのフルサービスなどで、フロントガラスを拭いてもらった経験がある方はイメージがしやすいかもしれません。
ガソリンスタンドの店員さんが窓を拭くときも、この順番で拭いている人が多いです。

フロントガラスは、面積が広いで、右と左に2回に分けて行うことをおすすめします。
また、フロントガラスとリアガラスにはワイパーがあるので、ワイパーを立ててから拭き上げを行うことも忘れないでください。

この順番で窓を拭き上げることで、窓全体を効率よく拭き上げることができますし、拭き残しや拭きムラがなく仕上げることができます。

車内掃除にも順番がある

車内掃除の順番

洗車が終わったら車内清掃をして、外側だけでなく、車の内部も綺麗にして乗り心地をさらに快適にしましょう。
洗車と同様に、車内清掃にも基本の順番があるので紹介します。

車内清掃の基本の順番は、洗車と同様に上から下へ向かって行なっていくことです。

まず、シートの掃除から始めましょう。
シートについているホコリや砂、ゴミを取り除くように掃除機で掃除します。
シートの隙間などには、細かいホコリなど入り込んでしまっているので、丁寧に掃除機で吸い取りましょう。

シートの掃除が終わったら、次はフロアです。
フロアは、マットを外してから掃除機をかけましょう。
フロアマットを外した床面に掃除機をかけ、レール部分やアクセル、ブレーキペダルの下など、ゴミの溜まっているところを重点的に掃除していきます。

コードレスの掃除機を使用すると、細かいところまで手が届きやすいのでおすすめです。

シート、フロアの掃除が終わったら最後にダッシュボードに艶出し剤を塗っていきます。
艶出し剤には様々な種類がありますが、内装用の艶出し剤を選んでください。
初めて使う場合は2,3回繰り返すことで、より艶が出て綺麗に仕上がります。

車内掃除のポイントを押さえよう!

車内清掃を行う時にも注意しておきたいポイントがいくつか存在するので紹介します。

まず、車内にチャイルドシートを設置している場合は、車内清掃の前に外しておきましょう。
チャイルドシートの下には食べカスやホコリが入り込んで溜まりやすいので、チャイルドシートを外して、しっかりと掃除しましょう。

もちろん、チャイルドシート自体にも汚れがある場合もありますので、忘れずに掃除してください。

次に車内シートを掃除するときのポイントを紹介します。
車内シートを掃除する時には、座面を持ち上げるようにして掃除することで、シートの隙間に入り込んでしまったゴミやホコリを掃除機で吸うことができます。

掃除機の先端が細かいところまで吸えるノズルに付け替えできるタイプを選ぶと、細かいところまで掃除ができるのでおすすめですよ。

また外したフロアマットは、掃除機で吸い取るよりも叩いた方が効率よくホコリなどの汚れを落とすことができるので、フロアマットを外した際に車の外で叩いておくといいでしょう。

ニーズに合わせた順番もある

これまで上から下に向かって洗っていくという、洗車の基本の流れを紹介してきましたが、車の形や汚れ具合によっては、ある程度の順番を変えてしまった方がいいこともあります。

例えば、ドアの泥除けは裏側に砂などの固形物の汚れが溜まりやすいので、洗車の前に確認して、汚れが多いようであれば先に洗って汚れを落としておきましょう。
砂など固形物の汚れは、最後水を拭き取る時など巻き込んでしまうとボディを傷つける原因となってしまいます。ボディを傷つけることを避ける為にも、汚れが酷い場合は先に洗ってしまうことをおすすめします。

また、ボディの下回りの部分も同様です。
ボディの足元も砂や泥などの汚れがつきやすく、傷つける原因になってしまいます。

洗車の基本の順番は上から下へ向かって洗っていくことですが、下回りの汚れが酷い場合はそちらを先に洗ってしまった方がいい場合もあるので、そのときの車の状態によって判断してください。

ただし、細かい汚れを気にしないという場合であれば、基本的な順番通り上から下へ洗車して構いません。

洗車中は乾燥にも配慮しよう

洗車中には乾燥に対しても配慮をすることが重要になってきます。

夏場など気温が高い場合や、直射日光が当たって洗車時の水分やカーシャンプーなどが乾燥しやすい場合には、乾燥させないように注意しなくてはいけません。

水分や洗剤が乾燥して残ってしまうと、ボディに白い輪状のシミが出来てしまいます。
これらは、イオンデポジットと呼ばれるもので、水分や洗剤などが乾燥することが原因で発生してしまうものです。

洗車の基本の順番である上から下へ向かって洗車していくことも大事ですが、洗車中の水分や洗剤が乾燥してしまうと、せっかく綺麗に洗車を行なっていても、水アカやイオンデポジットが発生してしまい、車が汚れてしまいます。

ですので、乾燥に配慮しながら臨機応変に順番を選択し、洗車することも重要です。

また、洗車場で高圧洗浄機を使用できる場合は、洗車の順番に気をつけて、すすぎが十分できるように配慮してください。

高圧洗浄機の勢いは素晴らしく、汚れをしっかりと流すことが可能ですが、その分順番を守らないと、洗った箇所に汚れが飛び散り、二度手間になってしまうこともあるので注意が必要です。

天候によって順番を変える

先ほど、洗車中は水分やシャンプーの乾燥に注意が必要であることを紹介しました。
洗車をするときの天候によって洗う順番を変えることで、水分の蒸発を防いだり、カーシャンプーなど洗剤の乾燥を避けることが可能です。

洗車の基本的な順番は上から下に向かっていくことですが、日中の日差しが強い時間帯や、夏場などで気温が高い場合は、日差しが当たっていない、乾燥しづらい箇所を先に洗車してしまうことも大切です。

強い日差しが当たる場合や、気温が高く水分の蒸発が早いときに車の天井部分を先に洗ってしまうと、洗車中に水分や洗剤が乾燥してしまい、イオンデポジットなどが発生する原因になってしまいます。

当日の天候や太陽の向きを考慮して臨機応変に対応しましょう。

水をかける順番や方向に注意する

カーシャンプーを使ってスポンジで汚れを落とすときは、洗う方向を気にする方も多いですが、水をかける時にも実は注意が必要です。
なんとなく全体に水をかけるだけではいけません。

まずは、タイヤ回りや下回りに付着している泥や砂などの汚れを水で洗い流します。
その際に高圧水蒸気やジェット噴射をしてしまうと、砂や小石が飛び散りボディを傷つけてしまう可能性があるので、優しくしっかりと水をかけてください。

そして、水をかける方向にも注意が必要です。
下から上に向かって水をかけてしまうと、サビが出やすいパーツが存在する車の内部に水が入り込んでしまいます。
その為、水をかける時には、上から下へ向かって水をかけるように注意してください。

車のボディに水をかける順番は、ルーフ、サイド、リア、ボンネットの順番です。
上から下方向へ、汚れやホコリを逃がすように水をかけていきましょう。

汚れを拡散しない、サビを発生させない為にも水をかける順番と方向に注意して洗車してください。

洗車の順番で気を付けたい点

タイヤとホイールなどの下回りは先に洗っておくことが洗車の基本の流れです。
しかし、タイヤとホイールの拭き上げは洗車の一番最後に行なってください。

タイヤとホイールの拭き上げまで最初に行なってしまっても、ボディを洗った時に水分が付いてしまうので、再度拭き上げなくてはいけなくなり、二度手間になってしまいます。

また、先に下回りを洗う場合はボディを洗うものと別のスポンジを使用してください。
車の下回りは、砂や泥、小石などのボディを傷つけやすい汚れが付着している為、その部分を洗うスポンジにも同じように付着してしまいます。

小石が付着したスポンジでボディをこすってしまい、ボディに傷をつけてしまうことがあります。

さらに、スポンジを洗うときのバケツの水も、こまめに変えて綺麗に保つことをおすすめします。
スポンジを使い分けてもバケツの水が汚れてしまっていては、結局無駄になってしまいますので注意してくださいね。

手洗い洗車の最後におすすめの洗浄剤

カーシャンプーで車を洗浄した後にコーティング剤やワックスで仕上げる方も多いと思います。
その仕上げの前に是非使って欲しいケミカルがあります。

車に付く汚れにはいくつ化の種類がありますが、鉄粉、消雪パイプからの地下水、水道水中のミネラル成分などのミネラル汚れがあります。

ミネラル汚れはカーシャンプーだけでは落ちない場合も多く、それらの汚れを落とすのに最適なのが「SPECIALE X-01」という洗浄剤です。

水分や洗剤の乾燥が原因でできてしまったイオンデポジットはもちろん、エンブレム内の細かい隙間に溜まった汚れ、パネルの境目の目地や細部の汚れ、ボディに付着してしまった鉄粉、地下水による黄ばみなど、様々な種類の汚れに対し瞬時に反応し、溶解させることができます。

スプレータイプのケミカルなので、気になるところに吹き付けるだけの簡単な作業です。一手間加えるだけで手洗い洗車をしても見逃してしまった汚れや、カーシャンプーでは取り除けない鉄粉汚れなどを落とすことができますよ。

洗車の順番に配慮して愛車を長持ちさせよう!

以上、自分で洗車をする際に知っておきたい洗う順番と、その理由について解説しました。
これまで自分で洗車をしたことはあっても、洗車の順番について考えたことがある方は意外と少なかったのではないでしょうか。

洗車をするときに洗っていく順番を意識するだけで、洗車の仕上がりや手間が変わってきますよ。

手洗い洗車をするときは、細かい部分にも注意しなくてはいけなくて、面倒臭いと感じてしまい、洗車機を利用した方がいいのではないかと思う方もいるかもしれません。

洗車機を使用して車を洗う方が簡単で、時間もかかりませんが、やはり自分の車はご自分で手洗い洗車することをおすすめします。洗車機を使用すると、細かい傷がついてしまったり、完璧に汚れを落とすことができないからです。

手洗い洗車をする場合は、自分の気になっている細かい部分まで納得いくまで綺麗にできたり、何より車が傷つくことを防ぐことができます。

ですので、傷をつけることなく、汚れを綺麗に落として愛車に長く乗れるように日々のメンテナンスとしてぜひご自分で手洗い洗車を行なってみてください。

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