自宅に洗車できるスペースがない」「マンションの駐車場では水を使って洗車ができない」
車を自分で洗いたいのに洗車の場所がないと困っていませんか?
今回は洗車場所の探し方や利用方法を紹介します。
自宅以外で洗車ができる場所
車を洗車したいけど自宅では無理!でもプロの手洗い洗車までは考えてない・・・できれば自分で洗いたいな。
そんな方はどこで洗車をしているのでしょうか?
洗車場
洗車場は高圧洗浄機や車内用の掃除機が設置されている洗車専用の場所。
近年減少傾向ですが、広いスペースと水を確保することができるので、自分で念入りに洗車したい人にオススメです。
ワックスやコーティング剤を塗ることもできます。
高圧洗浄機からは水だけでなく、洗浄液やワックス・コーティング剤がでるコースもあるので自分に合う洗車ができるのも魅力の一つです。
拭き上げコーナーや車内清掃ができる大型の掃除機、足元のマットを洗う機械が置かれてることも。
ただし、基本的に洗車は自分で行うのでスポンジやタオルなどの洗車道具は自分で用意しなければいけません。
洗車場によっては、洗車道具の貸し出しがあったり、スタッフが洗車のフォローをしてくれるサービスもあるようです。
近くの洗車場は「地域名 洗車場」で検索できるので、ぜひチェックしてくださいね。
ガソリンスタンド
ガソリンスタンドはスタッフが手洗い洗車をしてくれるサービスとセルフ洗車機(ドライブ方式)で洗車を行う方法があります。
セルフ洗車機は車に乗ったまま機械が洗車をしてくれる方法で、簡単なシャンプー洗車であれば300円程度で洗車をすることができます。水分は空気で飛ばしてくれますが、不完全なので気になる方は自分で拭き上げをしなければいけません。
ガソリンスタンドの手洗い洗車サービスは、店員さんが車を洗ってくれるサービスです。
洗車機より綺麗になりますが、一番安いコースでも2000円程度します。汚れの具合や費用、時間によってどちらにするのかを選択できるのがおおきなメリットです。
ガソリンスタンドの拭き上げスペースは広くないので、ワックスやコーティング剤を塗るのには適していません。
洗車場の探し方
ガソリンスタンドの洗車機はよく目にすると思いますが、洗車場は見つけにくいことも。
そんな時におすすめなのが、カー用品でおなじみのソフト99が運営している「洗車ナビ」です。「洗車ナビ」では、都道府県を入力すると洗車場のリストが一覧になって出てきます。
とても便利なサイトですが、ソフト99の自動販売機(洗車用品)が設置されているコイン洗車場のみ登録されているので注意が必要です。
それ以外の洗車場を探す場合はマピオンがおすすめ。この2つを使うことで、近くのコイン洗車場を探すことができますよ。
▶︎洗車ナビ
▶︎マピオン
洗車場で手洗い洗車をする方法
洗車場で手洗い洗車をする場合も、自宅で洗車する場合も注意点や流れはほとんど同じです。
ただし、洗車場の水(高圧洗浄機)には時間制限があるのでモタモタしていると追加料金を払うことになってしまいます。
事前に洗車の流れを確認しておきましょう。
洗車場のコースと価格
洗車場のコースや価格は地域や店舗によって様々ですが、主に「水洗い洗車」「シャンプー洗車」「ワックス・コーティング洗車」があります。
水洗い洗車 400円〜500円
洗車場に設置されている高圧洗浄機から、水だけを出すコースです。
水だけで洗車をしたい場合や自分でカーシャンプーとスポンジを準備する方にオススメのコースです。
時間は6分前後のところが多く、一時停止することもできます。
一時停止の間に、カーシャンプーで車を洗いますがタイマーも一緒に停止するものと、水は止まってもタイマーは進むものがあるので注意が必要です。
シャンプー洗車 500円〜600円
高圧洗浄機の機械から水と洗浄剤が出てくるコースです。
初めに水で全体の汚れを流し、洗浄剤(泡)を車全体にかけます。ほとんどの場合、ここで一時停止時間があるのでスポンジで車全体を優しく洗います。
最後に水が出てくるので洗浄剤を流して終了です。
価格は水洗い洗車にプラス100円程度のところが一般的です。
ワックス・撥水洗車 700円〜1200円
ワックス洗車は、シャンプー洗車の後にワックスや撥水効果のある薬剤が機械から出てきます。
液剤を吹きかけるだけで、ワックスや撥水の加工ができるので簡単に済ませたい人にオススメのコースです。
料金はワックスやコーティング剤の種類によって差がありますが、700円〜1200円で利用することができます。
洗車場には掃除機があることも
ほとんどの洗車場に、車内清掃用の大きな掃除機が設置されています。
洗車後に拭き上げスペースで水分を取った後に、掃除機スペースに移動させて車内掃除も行いましょう。
1回につき100円程度でおおよそ3~5分掃除機を使うことができます。
洗車場を使うときのマナー
コイン洗車場はみんながつかう場所ですので、各自がマナーを守って使いたいものです。
ここではコイン洗車場におけるマナーを確認してみましょう。
- 駐車場・拭き上げスペースに車を停めたまま出かけない
- 車のエンジンは切っておく
- 汚れ・泥が酷い場合は事前に落としておく
- バケツに汲んだ水だけで洗車しようとしない
洗車場の使い方は次の記事で詳しく紹介しています。
ガソリンスタンドのセルフ洗車機
洗車場以外の洗車場所はガソリンスタンドです。
ガソリンスタンドでは店員さんが洗ってくれる手洗い洗車とセルフ洗車機の2種類の洗車方法がありますが、ここでは洗車機について紹介します。
ガソリンスタンドの手洗い洗車は次の記事で詳しく解説しています。
洗車場所がない時に便利!洗車機の4つのメリット
- 洗車場所がなくても車を洗える
- 短時間で洗車ができる
- 洗車道具を購入しなくていい
- 洗車道具の置き場所が必要ない
洗車機は主にガソリンスタンドに設置されているので、給油のついでに簡単に洗車をすることができます。
所要時間は5分程度でコースによりますが300円〜洗車することができます。
では洗車機のデメリットも見てみましょう。
- キズがつく可能性
- 拭き上げが面倒
- 細かい部分までは洗えない
洗車機のブラシはかなり進化していて、一昔前と比較するとキズは付きにくくなっています。
しかし、手洗いでの洗車と比べると細かいキズが付きやすく、タイヤ回り、ボディとドアとのつなぎ目、ボンネットの隙間などの細部は洗い残しがあることも。
洗車機を利用する時の準備は?
- 100円玉(多めに)
- 拭き上げ用のクロス
最新型の洗車機は、高額紙幣やクレジットカードで支払いできるものがほとんどですが、中には100円玉しか使えない洗車機もあります。お金を払うタイミングで慌てないように事前に両替しておくと安心です。
また、洗車機は最後にエアー(空気)で水滴を飛ばしてくればすが完全ではありません。
水垢予防のためにもクロスで拭き上げるようにしましょう。
ガソリンスタンドでは、洗車機の近くに拭き上げスペースとタオルが準備されていることもあります。
しかし、タオルが硬い素材だったり汚れが付いていることもあるので、マイクロファイバークロスなど吸収性の高いものを自分で用意しておくといいでしょう。
洗車機のコースと価格
洗車場の高圧洗浄機と同様に洗車機にもいくつかのコースがあります。コースの種類と価格の相場を見てみましょう。
- 水洗いコース 300円〜
- シャンプーコース 500円〜
- シャンプー+ワックスコース 800円〜
- 撥水コート 1200円〜
- オプションメニュー 100円〜
シャンプーコースがよく利用されるコースですが、最新の洗車機では2000円以上するガラスコーティングコースなども準備されています。
オプションメニューは、高圧ジェットを使って洗車するものや、車体の下部を洗浄するメニューがあります。
下回りの洗車は、塩カルが撒かれる雪国で多く見られるオプションです。
洗車機の使い方
実際に洗車機を使う場合の流れを簡単に紹介します。
- メニューを選ぶ
- ブースに車を入れる
- 洗車する
- ブースを出て拭き上げスペースへ移動する
- 拭き上げをする
ここまで洗車機の簡単な使い方を紹介してきました。洗車機の詳しい使い方や種類は次の記事で解説しているので是非参考にしてくださいね。
洗車場や洗車機を利用する際の注意点
洗車場の営業時間は朝の8時〜夜21時ころまでの店舗が多いです。防犯や騒音の問題で24時間営業しているところは少なくなっています。
また、24時間営業のガソリンスタンドでも同様の理由から、夜中は洗車機が使えない事がほとんどです。
冬場や黄砂・花粉の時期は地域にもよりますが、洗車機はかなり混雑していることもあります。
洗車にかかる時間は数分でも、待ち時間が30分以上!ということも。特に年末はガソリンスタンドの外まで並んでいることもあります。
洗車場は、古い施設も多く設置されている高圧洗浄機や機械にかなり差があります。
たとえ古い設備でも、トラブル防止のためメンテナンスが十分に行き届いている洗車場を選ぶようにしましょう。
洗車場所がなくても車は洗える!
洗車場所がなくて困っていた方も、洗車場や洗車機を使うことで車を綺麗にする事ができます。
自分の車は手洗い洗車をしたい!という方は洗車場に。自分で洗うのが面倒・・・楽に車を洗いたい!という方は洗車機がおすすめです。
あなたに合う洗車場所をぜひ見つけてくださいね。