キーパーのコーティングケアとは?施工方法や価格、評判を徹底解説!

最近は、中古車や新車を購入する時にガラスコーティングの施工を勧めているところも多く、車のコーティングはかなり普及しています。
某ディーラーのデータでは、新車購入時のコーティング施工率は80%とも言われています。

しかし、数ヶ月〜1年ほどするとガラスコーティングを施工している車にも、くすみのような汚れが目立つようになり、ガラスコーティング施工直後の美しさがなくなることがあります。

こまめに洗車してもくすみ汚れが残るのは・・・実はミネラル汚れが原因かもしれません。
ミネラル汚れは水アカとも言われますが雨や空気中、水道水などに含まれているミネラル成分が原因です。

ミネラル成分がボディーに固着してしまうと、普通の洗車では落とせない汚れになってしまうのです。

そこでおすすめなのが、キーパーで施工しているコーティングケアです。

今回はキーパーのコーティングケアについて詳しく紹介していきます。

目次

コーティングケアとは?

キーパーのコーティングケアは、塗装面の保護を行うコーティング剤ではありません。
その名の通り、既に施工してあるコーティングの保護膜をケアする目的の商品です。

コーティングの保護膜には様々な汚れが付着しますが、簡単な洗車では落としにくいミネラル汚れが保護膜についてしまいます。ケア(お手入れ)をしないと表面に汚れが蓄積し、劣化が早まっていってしまうのです。

ミネラル汚れが蓄積すると、耐用年数以内であったとしてもコーティング効果が薄れてしまうことがあるので注意が必要です。

「コーティングケア」は汚れの蓄積した保護膜のケアを行うことで、ガラスコーティング本来の効果を取り戻して、美しいツヤの車に戻すことができるメンテナンスメニューです。

キーパー以外のガラスコーティング専門店でも、メンテナンスとしてミネラル除去を行っているところもあるので、キーパー以外でガラスコーティングを施工した場合は、専門店に相談してみましょう。

ミネラル汚れとは?

ミネラルは、カルシムやマグネシウムといった物質の総称です。あまりなじみがないように感じますが、水道水や地面に溜まった泥水、春になると飛来する黄砂などにも含まれており、身近に沢山存在しています。

これらが車に付着してそのまま乾いてしまうことで、ミネラル膜という膜が形成されてしまいます。目に見ることはできませんが、保護膜の上に薄っすらと形成されます。

このミネラル膜ができてしまうと水弾きが悪くなってしまいます。

また、今まで保護膜のおかげで美しいツヤが輝いていたものが、ミネラル膜が覆いかぶさることによって、ツヤがなくなりくすんだ状態となってしまいます。

ミネラル膜は、車の美しい見た目、そして機能性までも奪ってしまいます。

コーティングケアの施工方法と特徴

コーティングケアの特徴

キーパーのコーティングケアは、既に施工してあるコーティングに付着している「ミネラル膜」のみを除去します。その結果、コーティングの効果復活を実現させています。そして、コーティングの上に付いているミネラル膜のみの除去なので、施工してあるコーティングには一切害はなく、ボディをそのまま保護してくれますよ。施工してあるコーティングの耐用年数がまだ先であれば、新しくコーティング施工をするよりも、キーパーのコーティングケアを行った方が経済的と言えるでしょう。

ミネラル膜のみ取る

ガラスコーティングの上に覆いかぶさるような形で載った、ミネラル膜のみを狙ってピンポイントで除去していきます。
ガラスコーティングの被膜がはがれることはないので安心してくださいね。

キーパーのコーティングケア

コーティングケアの料金

キーパーのコーティングケアは、店舗や車種によって価格が異なりますが基本的に次のようになっています。

コーティングケア 価格

軽自動車サイズからミニバンなどの大型サイズまで、価格の差が3000円程しかありません。そのため、大型サイズの車でもあまり価格を気にしないで、気軽に施工をお願いできると言えるでしょう。

コーティングケアに向かない車

コーティングにはいくつかの種類がありますが、コーティングケアに不向きなものもあるため、自分の車に施工してあるコーティング剤の種類を確認しましょう。

親水系のガラスコーティング

親水系のコーティングはミネラルと同じような性質を持つため、コーティングケアはおすすめできません。

ポリマーコーティング

ミネラルは無機質で有機質には付着しにくいという性質を持っています。

ポリマーコーティングは有機質なので、ミネラル汚れが付きにくくなっています。そのため、ポリマーコーティングを施工した車にコーティングケアはあまり意味がないのです。

施工時間と効果の持続期間について

コーティングケアは、車のサイズによっても変わりますが、およそ40分から60分程度で洗車をする時間に20分程度加えたくらいです。
そのため思い立った時に気軽に行うことができます。

また、施工後の持続期間の目安は3ヶ月程でツヤがなくなってきたと感じたら再施工をする必要があります。
あくまでもコーティング被膜に付着したミネラル汚れを落とす作業です。コーティングの耐用年数が延長されるわけではないので注意が必要です。

ガラスコーティングと相性がいいコーティングケア

ガラスコーティングはミネラルと同じ無機質の性質を持っています。無機質同士はくっ付きやすいためガラス系コーティングとミネラルは結びつきやすくなってしまいます。

そのため、ガラスコーティングを施工した車でボディのくすみ汚れが気になる場合は、コーティングケアを検討してみるといいですよ。

キーパーコーティングした車へは必要ない

キーパーでは、クリスタルキーパーやダイヤモンドキーパーのガラス系のコーティング施工を行っていますが、これらの施工をした車はコーティングケアは必要ありません。

この2つのコーティングは、両方共に2重の被膜を作ります。下の層には密度の高いガラス被膜を作成し、塗装を防御する効果とツヤを出す効果を実現します。そして、上に重なる層にはレジン層を作り、より深みのあるツヤを出し、シミなどからボディを保護します。

レジン層は有機質の性質を持っているため、ミネラル分は付着しにくくなります。

そのため、クリスタル・ダイヤモンドキーパーを施工した車にコーティングケアを行う必要はありません。

コーティングケアの注意点

これまで、コーティングケアによってミネラル膜が取れることを紹介してきました。しかし、全てのミネラルの汚れに対応できるわけではないので注意しましょう。

ミネラルの汚れといっても、全てが同じとは限りません。水道水が蒸発してミネラル分だけが残ることによって発生する「イオンデポジット」や、ボディの上の水滴がレンズの役割を果たし、太陽光によって塗装にダメージを与える「ウォータースポット」などがあります。

また、同じ種類のミネラル汚れでも、程度の差もあります。付着したばかりの軽度のものであれば、洗車を行えば除去できることもあります。しかし、付着してから時間が経過して張り付いてしまったものなどは、洗車をした程度では落とすことはできません。このように、ミネラルの汚れといっても多種多様なものがあります。

キーパーのコーティングケアは、時間が経過して固着してしまったものや頑固なものまでは取れません。
例えば、ウロコ状になって固まってしまった水シミや水垢、時間が経過したウォ―タースポットなどは、コーティングケアでは対応外となってしまいます。

時間が経過したミネラル汚れは、コーティングと同化して固着しています。そのため、コーティングケアでは対処ができません。あくまでも、コーティングの上に載っている軽いミネラル膜のみを除去するものです。

もし、ガラス系コーティングをしてあるのに、ツヤや撥水効果が薄れてきたなと感じたら、早めにコーティングケアの施工をしてもらうと良いでしょう。

コーティングケアの評判や口コミ

東京都:まさやん
ディーラーで新車購入時にガラスコーティングを施工。
1年ほどしてキーパーで洗車をした際に、コーティングケアを勧められ初めてやりました。
価格も安かったのでそれほど期待していませんでしたが、納車時と同じぐらいボディーに艶が出て驚きました。
半年に1回ぐらいのペースでコーティングケアをする予定です。

愛知県:トマト
3ヶ月に1回のペースで洗車とコーティングケアをセットでやっています。

新車で車を購入してから2年経ちますが、ガラスコーティングの艶はいまだに健在です。

ミネラル除去をするコーティングケア まとめ

キーパーのコーティングケアは、コーティングに覆いかぶさる形でできた、薄いミネラル汚れのみ除去することが可能な商品です。コーティングケアをすれば、水弾き効果や車のツヤが復活します。

コーティングを傷つけずに除去できるという優れものですが、水垢やウォータースポットなどのしつこい汚れには効果を発揮しません。

水垢やウォータースポットなどの汚れは、ボディに付着してから時間が経過し、固着してしまったものが多くなります。ボディにこびりついてしまったものは、簡単に取ることはできません。

もし、コーティングケアでも除去できないような頑固なミネラル汚れは、ケミカル洗浄スプレーを使用して除去するようにしましょう。

キーパーのコーティングケアとは?

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